【編集部からのお知らせ】
このたび「31歳からの恋愛相談室」がスタートいたしました。
オトナ女子の恋活・婚活にまつわる悩みに、恋愛のプロが、無料でお答えします。
ご応募はこちらからどうぞ!

記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました
LGBTのための大使公邸レセプションパーティ

米国大使公邸でのレセプションパーティにて。左から、石川大我豊島区議、石坂わたる中野区議、ジョン・ルース大使、上川あや世田谷区議、尾辻かな子参議院議員、パトリック・リネハン大阪神戸総領事。

1969年6月末に起きたストーンウォール事件(ゲイバーへの警察の手入れに抵抗し、ゲイ解放運動の端緒となった出来事)を記念し、欧米では6月を「プライド月間」として、パレードをはじめとするプライドイベントが開催されます。オバマ大統領もこのプライド月間を祝し、スピーチをしたり、ホワイトハウスでLGBTのためのレセプションパーティを催したりしています(詳しくはこちら

実は日本でも昨年から、オバマ大統領にならってジョン・ルース在日米国大使がレセプション・パーティを催しています(4/27付朝日新聞「私の視点」でジョン・ルース大使は「LGBTの権利は公民権運動の一部だ」と明言し、レセプションのことにも言及しています)。今年も6月7日、大使公邸でレセプション・パーティが開かれ、尾辻かな子参議院議員がスピーチをしました(他にもトランスジェンダーのモデル・佐藤かよさんや、あの黒柳徹子さんもスピーチしていました)

また、NHKおよびEテレが、プライド月間を祝し、「多様な”性”と生きている」という特集を組んでいます。ぜひご覧ください。

さて、今回は、6月のプライド月間にふさわしく、日本初の同性愛者であることを公にした国会議員である尾辻かな子参議院議員をご紹介いたします。

尾辻かな子さんは大阪府議時代の2005年、東京レズビアン&ゲイパレードのステージにおいて現職の議員として初めて公に同性愛者であることをカミングアウトし、会場を感動の渦に巻き込みました(同時に著書『カミングアウト―自分らしさを見つける旅』を発表し、世間的にも注目を集めました)。2006年には、大阪で悲願だったレインボーパレードを初開催したり(尾辻さんは事務局長を務めていました)、尾辻さんのお母様を中心に「LGBTの家族と友人をつなぐ会」を立ち上げたり、IDAHOの立ち上げに携わったり、全国を回って講演を行うなどのコミュニティ活動を繰り広げました。

2007年夏には民主党の公認を得て参院選全国比例区へ出馬しました。二丁目に事務所を構え、二丁目の方たちをはじめ全国のセクシュアルマイノリティの方たちや支援者の方たちの応援を受け、また、民主党の目玉候補として連日のようにメディアをにぎわせ、日本初のオープンリー・レズビアンの国会議員めざして奮闘しましたが、残念ながら当選には届きませんでした(得票数は3万8230票でした)

その後、介護関係の仕事に就き、福祉の専門家としての立場からも政策を訴えてきました(セクシュアルマイノリティ関連の講演なども並行して行ってきました)。そして昨年末、引退表明した民主党の稲見哲男前衆院議員(大阪5区)の後継者に抜擢され、衆院選に臨みました。この時も当選には至りませんでしたが、尾辻さんは再び政治家への道を歩むことになりました。

そして、この5月、室井邦彦参議員(比例代表)が民主党からの離党届けと議員辞職願を提出し、民主党比例名簿から尾辻かな子さんが繰り上げ当選することとなりました。5月23日に正式に当選証書を受け取り、晴れて日本で初めて同性愛者であることをカミングアウトした国会議員が誕生しました。

そこでゴトウは5月末日、永田町の参議院議員会館の尾辻さんの部屋(事務所)におじゃまして、尾辻かな子参議院議員へインタビューをお願いしました。次のページからお読みいただけます。

(※尾辻さんの辻の字は、一点しんにょうが正しいのですが、PCの機種や文字コードによって二点しんにょうとして表示されることもあります。ご了承ください)