宝塚歌劇団を知らない人のためのQ&A レベル1
宝塚歌劇団を知らない人のためのQ&A レベル2
宝塚歌劇団を知らない人のためのQ&A レベル4
宝塚歌劇団を知らない人のためのQ&A レベル5
「すみれの花咲く頃」という歌は?
宝塚のテーマソングとも言われる「すみれの花咲く頃」は、フランツ・デーレ作曲のオーストリアの歌で、宝塚歌劇のオリジナル曲ではありません。それに演出家・白井鐵造が歌詞をつけ、1930年(昭和5年)『パリゼット』の主題歌として登場させ大ヒット。その後も、公演、イベント、式典などで長年歌われています。
ボレロ調にアレンジした「すみれの花咲く頃」に合わせての、大階段を使った黒燕尾服姿の男役の群舞は、まさに宝塚歌劇の醍醐味と言えるでしょう。
どの組になるかは、誰が決めるの?
宝塚歌劇団に入団し初舞台を踏んだ後、各組(花組・月組・雪組・星組・宙組)に配属されます。各組の人数や実力などのバランスなどを考慮し、宝塚歌劇団が決めます。本人の希望は通りません。
一度決まった組が変わることはないの?
各組の個性やバランスをよくするため、相性のいい相手役にするためなどから、人事異動をします。それを「組替え」と呼びます。一度退団して、そのあとで復帰できるの?
できません。ですが、振付家などのスタッフとして宝塚歌劇団に入職する人はいます。
同じ作品をまた上演することはあるの?
あります。時代を経ても、多くの観客に支持される作品、今の時代や出演者たちに合う作品などが再演されます。