ホワイトニングと歯並びの親密な関係(2ページ目)

歯並びを治す方法

それでも自分の歯並びを変えてみたい人には、選択できる治療方法がいくつかあります。例えば矯正治療。歯をワイヤーで固定し、少しずつずらしていく方法。自分の歯を削らずにはの並びを変えることができるのがメリットですが、治療期間が長いのが難点。約2年間の通院と1年間の固定が必要です。


他には、セラミックという陶器のような素材を使用して歯の形をつくり、自分の歯を削ってかぶせる方法です。この方法は、どのような歯並びであっても芸能人のように生まれつき美しい歯並びのように作ることができます。歯並びのかたちによっては、自分の歯の神経を保ちながらかぶせることができるのです。デメリットとしては自分の歯を削ってしまうこと。メリットとしては治療期間がとても短いこと。1ヶ月以内に治療期間を終えることもできます。また、色も自由自在。某野球選手のように真っ白にすることもできますし、テレビに出ているような女優の自然な白さにすることもできます。

ホワイトニングで歯並びは変わる？

歯並びを変えてみたいと希望していた患者さんが、ホワイトニングをして満足された例があるとご紹介しましたね。なぜホワイトニングで歯並びの悩みが消えたのか。それを審美歯科医師目線で解析すると、ホワイトニングで歯を白くしたことによって見た目が美しくなったからだと言えます。

歯並びで悩む患者さんは、人の目に映った歯を気にしていることが多いでしょう。ホワイトニングをすると、歯と歯の間が白くなります。歯と歯の間が全て白くなったことによって、歯の影になっている部分が目立たなくなるのです。よって、歯の並びは変わっていないのに、歯並びが整った印象になるのです。

現に、歯並びが良い患者さんがホワイトニングをされた際に「歯並びが綺麗になったと言われる」という嬉しい声をよく聞きます。目の錯覚とも言えるでしょう。

歯が美しいと可愛く見える？

女性の顔で男性に人気なのは笑顔です。笑顔が可愛いと、どんな女性でも美しく見えるでしょう。笑顔になると自然に歯がのぞきますね。その時に、顔に似合っている歯が見えると笑顔の印象がとってもよくなりますよ。

歯並びが整っているのも美しく見えるポイントですが、先ほどご説明したように前歯に隙間があいていたり、八重歯が覗いていたりしても清潔で顔に似合っている歯は、印象がとても良いですよ。

ご自分の歯と顔を鏡で見て、歯について考えてみるのも良いのではないでしょうか。