マンション物件選びのポイント/マンションの間取り

4人家族に向く間取り(2ページ目)

少子化により、日本の1世帯あたりの平均人数は2.47人。以前は標準家族とされてきた4人家族の影はすっかり薄くなってしまいました。が、働き方改革や子育て支援制度により出生率回復を目指す日本です。そこで、今回は4人家族の復活を願い、夫婦+子供2人の4人家族に向く間取りについて考えます。(2018年改訂)

大久保 恭子

執筆者:大久保 恭子

これからの家族と住まいガイド

「幼児期」はLDKに隣接した和室がある2LDK

幼児期は、育児がしやすいことが、間取りに求める最優先事項となります。日に何度もおむつを替えたり、洗濯物を畳んだりしまったりするには、畳の部屋があると便利です。赤ちゃんの這い這いにも和室は適しています。夜、親子で川の字で眠ることもできます。家族全員の寝室を和室にするのであれば、最低限は1LDKです。が、子の夜泣きで睡眠不足という夫のことを考慮すれば,臨時の寝室・書斎・納戸としてもう1部屋もうけて2LDKという間取りが妥当かもしれません。

またオープンカウンター式のキッチンなら、子供の様子を見ながら、家事がしやすいので安心です。また、電磁調理器であれば炎が出ないので火傷しにくく安全です。リビングや廊下に物入れがあれば、遊具や子育て用品が収納できて、すっきりと暮らせるでしょう。
間取り【1】

参考間取り【1】:3LDK+マルチクローゼット、専有面積81.23平米


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