4人家族に必要な広さは50~95平米

4人家族にとって望ましい広さ、部屋数はどのようなものでしょうか。大都市の場合、国が住生活基本計画で定める最低の広さは50平米、望ましい広さは95平米(子どものうち一人が3~5歳の場合はそれぞれ5平米)とされています。

最低と望ましいでは、倍近く広さに開きがあります。キッチン、トイレ、浴室、洗面室などの水回りの広さには大きな差はあまり見られませんが、寝室、リビング・ダイニングに大きな差が生じます。最低ではダイニングのスペースはとれてもリビングのスペースはとれないでしょう。

個室も最低の場合は、子どもひとりにさくことのできるスペースは3畳。これではベッドと机の両方を置くことはできません。一方、望ましい場合は5畳、この広さであればベッドと机が置けます。

最低の場合は、同性の子どもであれば2人で6畳の部屋を共同で使い、2段ベッドなどを置いて暮らす。男女の場合は、3畳の部屋は寝るだけのスペースと割り切り、勉強はダイニングテーブルで、というような知恵と工夫が必要になってきます。


子どもの成長プロセスによって向く間取りは異なる

部屋数としては50平米程度なら2LDK~3DK、95平米あれば3LDK~4LDKといったところではないでしょうか。ただし、子どもの成長プロセスによって向く間取りはそれぞれ異なります。

  1. 子どもが就学前の幼児期
  2. 子どもが就学し、高校を卒業するまでの学齢期・思春期
  3. 子どもが大学生、社会人となる成人期

ただし、子どもの成長にあわせて住み替えられればいいのですが、転校するのが難しいなどそう簡単に住み替えができるとは限りません。そこで、子どもの成長に合わせて柔軟に間取りが変えられることも必須条件であることを付けくわえておきます。

それではそれぞれの時期に合った間取りをみていきましょう。


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