新しいオーブンで焼かれるパン

CICOUTEのC型パン

CICOUTEのC型パン

オーブンを変えたことで、いままで「こんな風につくれたら」と思っていたものがつくれるようになった、と北村さんは言います。全体的に、以前のバリっと乾いた感じから水分がほどよく保持された感じに変化しているようです。チクテ(CICOUTE)のCをかたどった曲がりバゲットは確かに、クラムとクラストが一体化してもっちりと食べやすいパンです。

新しい工房では日々、さまざまなパンが登場しています。基本的にはシンプルな粉の味わいが堪能できるセミハードからハード系の数種類の生地に、チーズ、ドライフルーツ、ナッツ、チョコレートなどが入ったパンが、さまざまな形状で楽しめます。たとえばチョコのパンでも、ルヴァン生地に入ったもの、くろカンパーニュの生地に入ったものなど、時間帯によって次々に籠に盛られていきます。
クリームチーズたっぷりのマンゴープチ

クリームチーズたっぷりのマンゴープチ

最近では凝ったものも登場しています。たとえば月のかたちをしたツキパンの中にはカシスのアーモンドクリームとサワーチェリー、以前にはなかった種類です。以前、時々開催されていたチクテ会というイベントで好評だったピッツァも各種、並ぶことがあります。

チクテの食パン

食パン

食パン

「食パンは新しいお店に必要なパンだと思った」という北村さん。以前からハード系のパンを型焼きしたパンドミはありましたが、ベーシックな食パンは初登場かもしれません。でも北村さんの考えは、ただふわふわ軽い、消えてしまいそうなものではなく、一枚でもちゃんと朝の食事のパンになるものを作りたい、ということでした。

粉は国産の「みのりの丘」、ゲランドの塩、喜美良(きび砂糖)、カルピス発酵バター、牛乳、水、が原材料で、新たに起こした酵母種を用い、低温でゆっくり発酵させた生地。砂糖やバターは必要最小限に、粉の風味を楽しめるようにと作られた、ずしりと存在感のあるパンで、ヒキはなく、目が詰まっていて歯切れがいい。こんがりトーストして食べるのがおすすめです。大小2種類あります。

北村さんのおすすめの食べかたはトーストして目玉焼きを載せてサラダといっしょに。このパンならば目玉焼きをしっかりと受けとめてくれそうです。
リュスティック

リュスティック