意外な場所も気になるポイント 着こなしは「良い姿勢」から?!
ガイド:その他に気にするべき体の部分場所はありますか?
指輪交換のさいなど、大注目を浴びる指先
新関チーフ:そうですねパーツケアにもこだわるべき部分があります。式で必ず撮られるのが手の写真なんです。誓いの場面と指輪の交換、2人で指輪をしている写真など、その時は手袋をしていませんから、ハンドケアはしっかりやっておいた方がいいでしょう。
意外と見える足元にも気を使って!
新関チーフ:それから、実際の宴席では会場の出入りや階段を降りるなど、足が出ることもあります。ブライダルフォトでは必ずそういったスナップが残ります。足元には気を使った方がいいでしょう。ストッキングと靴に気を使うだけでずいぶんと印象が変わりますよ。
ガイド:では最後に、ドレス姿の花嫁さんを見た時に感じること、アドバイスしていることは?
ドレスを美しく着こなすにはやはり姿勢や立ち居振る舞いも重要
新関チーフ:ビスチェタイプのドレスなどは普段着なれないので、どうしても前が落ちてくるように感じるかもしれませんが、最近では専用のインナーがありますからしっかり着付けた状態であれば落ちてくることはまずありません。椅子に座った時などは緩んだ感じがするので前をひっぱり上げてしまって、背中がおかしな状態になる事が多いんです。一度着付けたらあまりいじらないほうがいいでしょう。それから、当日はしっかり胸を張って姿勢を良く保つことも大切です。姿勢が悪いとどうしても着崩れがちになりますから。それから視線は下を見ず、いつもより上げてください。下を見ているとドレスの裾も足を進める方向にたるんでしまう。視線を上げていればドレスの裾も踏まないし、ビスチェも落ちてこない。
ガイド:やはり姿勢は大事ですね。
嬉しくってついはしゃぎがち、そんな気持ちはわかりますが……
新関チーフ:そうですね。「その日だけは女優になってね」という気持ちです(笑)。それから、やはり特別なドレスですから、それほど余裕のある仕立てにはなっていません。普通の洋服のつもりで派手に動くとトラブルの元です。例えばブーケトスなどで思い切り投げようとするとファスナーがはじけたりすることもあります。元々そういった激しい動きができるように作られたものではありませんから。ですから、当日はあくまでもエレガントに動くことを心がけてください。
それではドレスデザインから見た、受けるべきブライダルエステをまとめです!