老舗ドレスショップに聞いた人気ドレスの傾向と対策

ガイド:最近の花嫁さんたちはいつ頃からドレスを検討&決定するんでしょう?

新関チーフ:だんだんお式の内容が具体的になってくる8ヶ月くらい前から色々な情報をご覧になって、当店に来られるのが6ヶ月前という方が多いかと思います。そこから様々な衣装をご覧頂いて、決定は3~4ヶ月前ですね。小規模の披露宴の場合は1~2ヶ月前という方もいらっしゃいます。お色直しについては、昔は色ドレスが多かったんですが、最近では白ドレスから内掛けや振袖へのお色直しというパターンが多くなっています。全体にはお色直しの回数をおさえて1着に予算をかける傾向ですね。

ガイド:人気のデザインに変化はありますか?

ビスチェタイプ

ビスチェタイプ・Aラインはやはり一番人気

新関チーフ:全国的な傾向からいえば、やはり人気なのはビスチェタイプ・Aラインです。恐らく9割程度はそうなんじゃないでしょうか。やはりどこかにデコラティブなディテールがあるものが人気です。

 
長袖

「大人婚」ではトレンドの長袖タイプ

新関チーフ:でも、年齢が少し上の方、いわゆる“大人婚”の場合だと「袖があるもの」というお好みが増えてきています。やはりご友人などの結婚式をたくさん見られてきて、そういったお式ではみんなビスチェを着ている。ビスチェだと同じように見えてしまう、というのがあるのかもしれません。先日のウイリアム王子の英国ウエディング以降、長袖というご要望がさらに増えてきたような気がします。

 
ガイド:そうすると露出度は低めになってきている?

オフショルダー

トラッドなデザインながら根強い人気のオフショルダー

新関チーフ:そうですね。長袖でなくともオフショルダーで少し腕が隠れるようなものも人気です。やはり“格式高く”というのがあるのかもしれません。

 
フレンチスリーブ

これはカワイイ! デコラティブなディテールが魅力のフレンチスリーブ

新関チーフ:それから最近非常に人気が高いのが、当店オリジナルのフレンチスリーブです。やはりちょっと腕を隠しながらディテールはデコラティブということでご好評いただいています。

 
ガイド:ドレスを試着するとき、美容の相談を受けることはありますか?

二の腕胸周り

やはり二の腕と胸回りは皆さん共通の悩み?!

新関チーフ:とても多いですね。特に二の腕の太さと、ビスチェをつけたときに脇の付け根にはみ出るお肉が気になるとおっしゃる方は多くいらっしゃいます。

 
ガイド:やはり皆さん気にされるのは二の腕なんですね。

ワンサイズ

「もうワンサイズ落としたい!」わかります、その気持ち

新関チーフ:そうですね。それと多いのが「もうワンサイズ落としたい」というお話ですね。「ちょぉぉっと入らないんですよね……」ということがよくあるんです。もうちょっとで9号が入るんだけど、という。そういう方からのご相談もいただきますね。そういう時は、自己流で無理なダイエットをして肌に影響があってもいけないし、私はエステに行くことをお勧めします。

 
ガイド:それはエステサロンにとっては非常にありがたい衣装室ですね。二の腕を気にされる方が多いということですが、皆さん背中はそこまで気にしていないんでしょうか?

背中

自分から見えないからといって気を抜かないで!

新関チーフ:いえいえ! やはり皆さん背中のニキビなど気にされますし、ビスチェだと絞める所はある程度絞めないと、どうしても落ちてきてしまうんですが、そういった段階でやはり背中の肉が大幅にはみ出てしまう方もいらっしゃいます。やはり背中は大事です。ご来客の視線は前からだけではありませんから。

 
ガイド:やはり背中痩せも必要ですねぇ。私たちはよく「ウェディングドレスは下半身は見えないから、足はいいよ」なんて話すんですが、そのあたりはいかがでしょう?

ソフトマーメイド

体型に自身がなくても着こなせる「ソフトマーメイド」というタイプも

新関チーフ:マーメイドドレスを着る場合は、やはり全身に気を配った方がいいでしょうね。マーメイドは普遍の人気で、約4割の方が最初に試着したいとおっしゃいます。でもお召しになってあきらめられる方が多いんですよ。

 
ガイド:やはり体型が物をいうタイプなんですね。

バランス

マーメイドタイプを着こなすのに重要なのは、身長よりも“体型のバランス”

新関チーフ:ある程度の身長と、太もも、ヒップがシェイプされていないと映えにくいですね。マーメイドは身長が高くないと、といわれているんですが、むしろ全身のバランスの方が重要です。下半身が長くないとなかなか着こなせないタイプです。ただ、今はソフトマーメイドというタイプがあって、膝下までは少しスレンダーで全体的にはAラインに近いような印象のものも用意しています。それならさほど身長が高くなくても着こなすことができます。

 

お話はまだまだ続きます!