バレエ/バレエ用品の選び方

スタイルを美しく見せるレッスン着の選び方

バレエを習う!と決めて、まず思い浮かべるレッスン着の選び方について、解説します。バレエレッスン着と、体形をうまくカバーする着こなし方についての情報です。「ここでワンポイント雑学」として、プロのレッスン着についても触れています。

執筆者:石島 みどり

スタイルを美しく見せるレッスン着の選び方


バレエを習う!と決めて、まず思い浮かべるのはレッスン着のことではないでしょうか?

「何をどう着ればいいのかしら?」
「体にフィットしたものは体形が見えてしまうからイヤだわ」

こんな風に思われていることでしょう。バレエレッスン着と、体形をうまくカバーする着こなし方についてお知らせしますね。


2種類のバレエレッスン着


1. レオタード派!
2. スパッツ派!

レオタード派か、スパッツ派か。それぞれの持ち味を十分に把握して、レッスン着選びをなさってください。

■1. レオタード派!

レオタード派

レオタード派

やはり憧れますね、レオタード。色はどうしようか? デザインは? 考えるだけでもワクワクしそうです。

まずは色。体形をカバーしてくれる色はやはり黒や紺などの濃い目の色。お腹ぽっちゃりなどもカバーできますね。パステルカラーなどの淡い色は、膨張色になるのでお勧めできません。でも着足しでいくらでもカバーできるので、それは後ほど。

デザインは、これは好みですがアクセントのあるデザインがいいのでは?と思います。そこに視線が行くと、体形がカバーできますからね。肩紐が背中でクロスしているものやホルダーネックタイプのもの、袖なしや袖ありなど、さまざまありますので、実際に試着してみて選ぶのがいいでしょう。

脇役のスカートには、ショートパンツ、キュロットスカートなど。そして腕にはアームカバー。脚にはレッグウォーマー。これで着こなしは完璧です。タイツはフィットして脚を細く見せてくれるタイプのものもあるので、試してみてください。

◎ここでワンポイントアドバイス!

レオタードには3種類の生地素材があります。オペコット地とスムース地、そしてベロア地。オペコットは光沢のある素材です。裏使いで少し光沢を落とすことも出来ます。スムース地は光沢のないタイプ。ベロア地は毛羽があるタイプ。切り替えで他素材を組み合わせたレオタードもあります。まずは試着して自分にフィットする素材を選んでみてくださいね。


■2. スパッツ派!

スパッツ派

スパッツ派

スパッツは脚のラインをカバーしてくれるので、体形の気になる方にはうれしい品です。色は黒が定番でしょうか? バレエショップに行くと、ジャズダンスコーナーに置いてありますね。ヨガコーナーにも置いてあります。ジャズコーナーでは光沢のある素材、ヨガコーナーは光沢のない素材がほとんどです。

バレエショップの他に、ネットや大型スポーツショップなどで購入なさるのも良いと思います。

スパッツの上にはTシャツが定番でしょうか。フィットしているもの、ミニT、ロング丈のものなどいろいろあります。Tシャツの襟は、首が長く見える広めのタイプがお勧めです。いずれも色とのバランスを考えて選んでみましょう。

スパッツに重ねて履くスカートも体形カバーにはバッチリです。スカートを重ねる場合はTシャツは少し短めのものにすればバランスが良くなりますね。

◎ここでワンポイント雑学!
プロのバレエダンサー達がレッスンを教えるときは決まってみなさんスパッツを履きます。Tシャツにスパッツ。これはなぜでしょうか? でも本当にそうなんですよ。

レッスン着はいろいろな色、デザイン、組み合わせで雰囲気が変わってきます。体形カバーできるもの、出来ないもの、いろいろです。どうぞいろいろな組み合わせを試して、スタイルを美しく見せるレッスン着を追求してみてください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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