フランス語/フランス語アーカイブ

旅で使える簡単なフランス語 3 「いいですか」etc(2ページ目)

外国語はフレーズとなると、身構えて覚えにくいことがあるものですよね。簡単なことばの使い方を覚えておくと、なにかのときに便利です。ここでは、いろいろな場面で使えることばとして、「いいですか?」「結構です」「どういたしまして」を表現できる、3つの言い方をご紹介します。

モワソン 久恵

執筆者:モワソン 久恵

トラベルフランス語ガイド


なぜ、子供の写真を撮りたいときに、Je peux? と聞いていただきたいかというと、フランスは肖像権に対する規制が大変厳しいのです。また、盗撮された写真の無断公開、またはインターネット上への流出から子供を保護するという意識がとても強いです。そのため、見知らぬ人に写真を撮られるのを嫌がる親御さんがたくさんいらっしゃいます。大人の写真を撮るときにも極力聞いてみてください。

いずれの場合も、聞いたところで“Non”と断られてしまうこともありますが、撮影されたくない理由があるはずですので、どうかご了承ください。

「結構です」 Non, merci.

以前、旅で使える簡単なフランス語 1 で、Non について少しご紹介しました。

 
Non も語調によって、いろいろな表情を出すことができますが、Non だけでは少々強すぎる意味合いになることがあります。
イメージ画像

Non merci.



・テーブルで水やパン、その他、料理などをすすめられたとき
・「持ちましょうか」など、手伝いを申し出てもらったとき

などが良い例でしょうか。

そんなときには、Non だけではなく、
Non merci. (ノン メるシー. / 結構です)
と言うと、丁寧な断りになります。

そして、極力笑顔で Non merci. と言ってみましょう。
せっかく丁寧にお断りしても、つっけんどんだったり、そっけなく言っては台無しです。
「結構よ!」と日本語で強く言われても、あまり感じが良くないのと同じですね。


「どういたしまして」 De rien.

イメージ画像

"Merci!" "De rien."

Merci または Merci beaucoup. と感謝されているときに、無言でいるのもあまり良い感じではありません。近年、日本語では、お礼に対して「どういたしまして」と言うことが少なくなった感じを受けますが、フランス語では、

De rien. (ドゥ りヤン / どういたしまして)

と言ってみましょう。

他にも「どういたしまして」はいろいろな言い方がありますが、
このDe rien. は一番シンプルな言い方です。
是非、覚えて使ってみてください。

※発音表記は、区別をするために、R の音はひらがなで、L の音はカタカナで表記しています。

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