オートキャンプとは

オートキャンプとは

オートキャンプとは

最近はオートキャンプという言葉が浸透してきましたが、今でも「キャンピングカーが必要ですよね」と聞かれることも少なくありません。
オートキャンプとは、自動車(オートモービル)を使ったキャンプのことですが、クルマはキャンピングカーに限りません。国内では9割以上の人がミニバンなど乗用車にテントを積んでキャンプに出かけています。

この「オートキャンプ」という言葉は「和製英語」という話も良く聞きますが、以前、海外のオートキャンプ大会の看板で「AUTOCAMP」という言葉を見たことがあるので、和製英語ではないようです。

そもそも日本に初めて「オートキャンプ」という言葉が紹介されたのは、大正5年に鉄道省から発行された「キャムピングと仕方とその場所」という本。
「之もまだ日本ではやっていない様であるが是非奨めたいと思ふ。即ち自動車に寝具炊事具等をのせ家族同伴で風光明媚の地に銷夏旅行を兼ねたキャムピングをする事である。一家揃って出かけるのであるから、其楽しみはまた別段である。」と紹介されています。

その他のキャンプとの違い

オートキャンプはクルマを使ったキャンプというその方法をさしていますが、その他のキャンプと比較して大きく違うのはその目的です。
テントを張って野営するという意味でのキャンプは、オートキャンプの他に、山登りの際の山岳キャンプや、学校など行う教育キャンプなどがありますが、どちらもキャンプ自体が目的ではありません。
山岳キャンプは宿泊施設のない山で宿泊するために、教育キャンプは子ども達の教育のため行うものです。
オートキャンプは何かのためにキャンプをするのではなく、キャンプを楽しむためテントで野営をするもので、レジャーとしてのキャンプを意味しています。レジャーキャンプを楽しむために荷物が積めて移動が楽なクルマを使うわけです。

何でも多様化が進む世の中で、キャンプの多様化も進んでおり、最近ではキャンプをするのにコンパクトなキャンプ道具をザックに詰め込み、電車で移動する人もいるようですが、こうしたクルマを使わないキャンプも広い意味ではオートキャンプと呼んでもよいのではないでしょうか。

キャンプですることは、気温などの影響を受けにくい服を着て「衣」、ごはんを作って食べて「食」、テントで寝る「住」ことです。
基本的には日常と同じことをするわけですが、その場所が屋外で、服装や道具がアウトドア用のモノを使うというのが違うだけなのです。
テントやランタンをはじめとしたアウトドアの道具は、基本的にはシンプルなものなので、何度か使えば誰でも扱えるものです。特に最近の道具は改良が進み、誰でも扱いやすいものになっています。
それでも一度もテントを張ったことがない人にとっては、大きなビニールのような布と、細長い数本の棒をどうすれば、カタログにあるような立体的なものになるのか想像するのは難しいようです。