フランス語/フランス語アーカイブ

電車に乗るときの注意(2ページ目)

フランスでの電車の利用法は、基本的には日本と同じですが、「ここは注意したほうがいいかもしれない」という部分と、電車の旅で見聞きするフランス語を集めてみました。フランス旅行中、電車の旅の参考にしてください。

モワソン 久恵

執筆者:モワソン 久恵

トラベルフランス語ガイド

改札

イメージ画像

自動改札機。

フランスでは、国内への長距離列車などに乗車するときに改札口がありません。改札の必要がないのではなく、自己申告制です。それで、Billetに押捺するように促しているのです。駅構内に、Composteur (コンポストゥーる)と呼ばれる自動改札機があり、その機械に乗車券を通して、自分で改札します。

しつこいようですが、車内での検札時に改札されていないことが発覚した場合も罰金の対象となりえます。忘れずに改札してください。


乗車

通常遅くとも、出発15分前には掲示板に出発ホームが掲示されます。最近は、かなり改善されていますが、出発前にホームが変更になることもあります。
出発ホームで運転手さんや車掌さん、同じ電車に乗る乗客の方などに確認するのもいいでしょう。

切符を見せながら
C'est le bon train? (セ ル ボン トらン?)
この電車であっていますか?

Pour 地名? (プーる 地名?)
地名行きですか?

と聞いてみてください。

車内で

地方へ行く列車は、車内で検札があります。年齢などによる割引利用している場合などは、「本人を確認できる書類」の提示を求められることもあります。どの時点で検札があるかわからないので、食堂車やお手洗いに移動するときでもパスポートと乗車券は身に着けていてください。

Une pièce d'identité, s'il vous plaît.
(ユヌ ピエス ディデンティテ、シル ヴ プレ)
本人と確認できる書類をお願いします.

下車時

下車時に改札があるのは、RERだけで、他は下車時に改札はありません。
最近はメトロ駅構内でも頻繁に検札がありますので、どんな電車に乗っても、到着後、駅構内を出るまで乗車券は紛失しないようにお持ちください。


電車を利用するに当たって、特に注意していただきたいのは、貴重品や携帯電話のスリです。
またテロ対策から、駅構内での写真撮影が大変厳しくなってしまいました。撮ったものを消すように言われることもあるようです。
ここでご紹介したことが、少しでもみなさんの旅のお役に立てば幸いです。
楽しい旅になりますように。Bon voyage!!

※発音表記は、区別をするためにR の音はひらがなで、L の音はカタカナで表示しています。

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