英語/捨てる英語の基本情報

8割「捨てる」ことが英会話上達のカギだった?(2ページ目)

2:8の法則。この有名な法則が、英会話を上達させる上で大きなポイントになるのです!

青木 百香

執筆者:青木 百香

英会話術ガイド

背アブラを探すな!

大体、「英語が話せない!」と思い込んでいらっしゃる方は、
「背アブラって何ていうの?」
「ゲリラ豪雨って何?」
と、ひたすら辞書を引くかのように、その日本語の英語版を探し続けると思います。

しかし、ニュアンスを8割「捨てて」、残った2割だけで表現してみようとしてみてください。

すると、「すごい油だ」=「so oily」とか、「a lot of oil」と表現してみて、8割方通じることに気がつくと思います。

意識して、「ニュアンス」を捨ててみる。

8割ばっさり切り捨てることを意識してみてください。
すると、残り2割を意識することで、言いたいことの「本質」に気がつきます。

100%通じることを目指さない


今ある英語力で、「話す」ということを意識したときの英語学習。
それは、「自分で何とかする方法を身につける」ということなのです。

魚を釣ってあげますか?

今、目の前にお腹を空かしている人がいます。
解説画像

魚を釣ってあげますか?



あなたは、魚を釣ってあげますか?
それとも、魚の釣り方を教えてあげますか?
こう聞かれたとき、私は魚の釣り方を教えるべきだと思っています。

今までの英語学習は、「魚を釣ってあげる」勉強方法。

しばらくしてお腹を空かした人は、また魚を釣ってくれる人を探さなければいけません。
しかし、魚の釣り方を教わった人は、自分で魚を釣ることができるのです。

英語学習も同じ。

受け身で、「正しい表現」を教えてもらうのではなく、
「自分なら、何なら言えるだろう?」
「何と言えばこの場を切り抜けられるだろうか」
と常に意識しながら、その技術を身につけていってください。

次回は、「大人語を捨てる」方法についてです。
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