2:8の法則

2:8の法則というものをご存じでしょうか?
別名、パレートの法則とも言います。イタリアの経済学者、ビルフレド・パレートが発見した法則だと言われています。

これは、「成果や結果の8割は、その要素や要因の2割に基づく」というもの。
有名な話では、「全所得の8割は、人口の2割の富裕層が持つ」というものがあります。

また、これを語学にあてはめた「ジップの法則」というものもあるようです。
これは、「文章で使われる単語の8割は、全単語の2割にあたる頻出単語である」というものです。

ここで、「2:8の法則が英会話上達のカギだ!」とお伝えすると、多くの方が、
「あぁ、青木先生2割の頻出単語を覚えろって言ってるんだな……」と思われます。
しかし、実は違うのです。

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いつも「捨てる」ことを意識する

青木メソッドは、「捨てる」ことを意識する方法なので、覚えるのではなく、捨てる。
そう、逆なのです。




切り捨て英語術の「捨て方」

実は、「2割を覚える」のではなく、「8割捨てる」ことを意識してみてくださいというのが、ここでのお話。

つまり、「2割で話しても、相手には8割は伝わります。それでよしとしてみませんか?」ということなのです。
捨てる8割は、「ニュアンス」として割り切っていただきたいのです。

例えば……
「ランチで焼肉定食食べたんだよー」と言いたい時。
その四文字熟語的、ガッツリ系、肉食系、ボリューミーかつおやじテイストなニュアンスをすべて捨てて、
I had beef for lunch.
(ランチに肉食べたよ-。)
で、すましてみる。

この「ニュアンスを捨てる」という意味では、ニュアンスの代名詞のような「彦摩呂」さんのコメントを考えた場合が分かりやすいと思います。

ある日、テレビを拝見していたら、グルメリポーターの彦摩呂さんが、ギットギトのラーメンを目の前にして、
『背アブラのゲリラ豪雨やー!』と叫んでおられました。

もしも、アメリカから来たジャックと、彦摩呂さんと私とでこのラーメン屋にいたとしたら……、
ジャックに「ねぇ、今、彦摩呂さん何て言ったの?」と聞かれたら、どうやって説明したらよいでしょうか?