夜景・イルミネーション/東京のおすすめ夜景・イルミネーション

船上や高層階から「東京ゲートブリッジ」全方位夜景(3ページ目)

東京ゲートブリッジは2012年2月に開通し、同年4月からライトアップが始まりました。側面に886基のLED照明が設置され、毎時0分になると動く光を鑑賞できます。2013年3月に実施された2020年オリンピック・パラリンピック招致スペシャルライトアップなど特別な日の演出も楽しみのひとつ。通常パターンと特別パターンの照明演出、船上や高層ホテルから観る姿など多彩な表情で魅せる新名所の橋夜景を紹介します。

成海 まお

執筆者:成海 まお

夜景・イルミネーションガイド


【海上の安全を守る!東京ゲートブリッジ指向灯】
さて、皆さま、東京ゲートブリッジの中央に白、その両隣に赤と緑色のランプが点灯しているのにお気づきでしょうか。このランプは『指向灯』といい、航路幅を示すためのもの。都心側から観ると左から赤、白、緑。海側からみると赤と緑の位置が反対になります。地上と同じように光と色が海上の安全を守っています。
航路幅を示すための指向灯

左から赤、白、緑の指向灯が航路幅を示しています(都心側から)

【パレットタウン大観覧車、レインボーブリッジ】
パレットタウン大観覧車

実はパレットタウン大観覧車からも東京ゲートブリッジを観ることができます

さあ、名残惜しいですが、キリンと恐竜を愛でた後は、お台場の東京ビッグサイト、パレットタウンの大観覧車、レインボーブリッジ、東京タワーを観ながら天王洲ヤマツピアに戻りましょ う。ランドマークが次々と現れるので、それらに目を奪われがちですが、東京港夜景はどこを切り取っても絵になるので帰路も気が抜けません。

 

2つ目の橋undefinedレインボーブリッジの下も通ります

2つ目の橋 レインボーブリッジの下も通ります

レインボーブリッジと東京タワー

右端に写る東京タワーとレインボーブリッジとのコラボ夜景

実際、スタッフの方が「この後は少し夜景の光量が少なくなりますし、寒いのでしばらく船内に戻っていても大丈夫ですよ」と教えてくれても、結局ほとんどの参加者が臨海夜景との別れをかみしめるようにデッキで過ごしていました。デッキには大型のストーブが備え付けられているので乗船前に想像していたほどは寒くないのです。


 

2時間の船上ストーリーはこれで終演です。映画の内容をバラしてしまった時のように、クルーズ内容を詳しく話しすぎたような気持ちにもなりますが、内容が分かっても大丈夫。実際にこの臨場感を体験していただくことこそがオススメなのですから。

東京ゲートブリッジを車で通っても全体像や下面を観ることはできません。この独特な形全体や細部を横からも下からもぜひ間近でご覧になってみてください。

東京ゲートブリッジと工場夜景クルーズ
乗船場所:東京・天王洲ヤマツピア
(東京モノレール・りんかい線「天王洲アイル」駅徒歩5分)
■航行コース:天王洲ヤマツピア~コンテナ埠頭工場地帯~羽田空港沖北側~中央防波堤~東京ゲートブリッジ~東京ビックサイト~パレットタウン大観覧車~レインボーブリッジ~天王洲ヤマツピア
■料金:大人 3500円 小人(4歳~12歳)2000円

【その他のオススメ夜景クルーズ】
夕暮れの羽田空港新滑走路・川崎工場夜景見学クルーズ
こちらのクルーズも夜景が楽しめるオススメのコースです。特筆すべきは出航時間と船の大きさです。夜景好きの皆さまならマジックタイムの価値をご存知ですよね。このコースではあえて出航時間を夕暮れ前に設定さ れているため、暮れなずむ夕景と夜景の両方を楽しむことができるのです。小さめの船を利用することにも理由があり、工場地帯に少しでも近づく為なのです。まずは、古代神殿とも評される世界でも珍しいジャケット式工法により完成した羽田空港D滑走路を見学し、その後、幻想的なライトアップが魅力的な川崎の京浜工業地帯へと向かいます。帰路では巨大コンテナ船とクレーン、レインボーブリッジを観ることができます。

乗船場所:東京・天王洲ヤマツピア
(東京モノレール・りんかい線「天王洲アイル」駅徒歩5分)
■航行コース:天王洲ヤマツピア~京浜運河~城南島海浜公園~羽田空港D滑走路~大師運河~塩浜運河~大井コンテナふ頭~レインボーブリッジ~天王洲ヤマツピア
■料金:大人 5800円 小人(4歳~12歳) 2900円
*日程詳細、その他のクル-ズ内容はジールホームページで確認してください。

次のページでは、東京ゲートブリッジそのものを解説します
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