春の訪れを感じる献立レシピ(2ページ目)

春の訪れを感じる献立レシピのポイント

今回の献立は食材の本来の香りや食感を楽しめるものばかりです。彩りも良く、簡単な調理で出来るものばかりですので、春の宴のおもてなしにも重宝する献立となっています。

■さわらのたらの芽味噌焼き
香り高いたらの芽味噌をのせたさわらのホイル焼きは、ふっくらと仕上がったさわらの身を楽しめ、春の味覚を堪能できる一品です。材料をすべてアルミホイルに包み、オーブントースターを使えば簡単に調理することができます。今回は淡色辛味噌を、やさしい甘みで塩分控えめの甘味噌に変えて作りました。
■サクラエビと玉子そぼろご飯
サクサクとした食感が特徴のサクラエビとフワッと柔らかい玉子そぼろを温かい白飯にかけました。彩りもきれいです。

（2人分）玉子M玉1個、砂糖小さじ2/3、塩少々を混ぜ合わせ、フライパンにサラダ油小さじ1を入れて熱し、そこに卵液を流します。菜箸でグルグルとかき混ぜそぼろ状にします。茶碗に白飯150g×2を盛り、玉子そぼろと乾燥サクラエビ0.5g×2をのせます。
■若竹汁
タケノコ水煮、乾燥わかめ、めんつゆを使って調理が簡単な若竹汁をご紹介します。最後に木の芽をあしらえば本格的な和の一品に仕上がります。

（2人分）鍋に湯250mlと一口大に切ったタケノコ水煮60gを入れて5分程茹でます。めんつゆ大さじ1と1/2、酒大さじ1、塩少々、乾燥わかめ1gを加えさらに2分程加熱します。椀に盛り、木の芽を添えます。
■タラコと白滝の和えもの
白滝を油でしっかりと炒め、水気が飛んだところに生タラコを入れて混ぜました。食感も楽しく、春らしい淡いピンク色の副菜に仕上がっています。

（2人分）軽く水洗いして水気を切った、アク抜き済みの白滝を4cmの長さに切ります。フライパンに小さじ1のサラダ油を入れ熱し、白滝を加えて水気がなくなるまで炒めます。最後に薄皮をとったタラコ20gを入れて全体を混ぜます。
■いちごの牛乳がけ
いちごに牛乳を加えることで酸味が緩和されカルシウムも強化されます。お子様のおやつにもおすすめです。

（2人分）へたを取ったいちご35g×2を器に入れ、牛乳30ml×2を注ぎます。

一人分あたりの栄養価

30～49歳男性＜身体活動レベル2＞の1日の食事摂取基準/目標量を目安にした夕食の献立を提案しています。
エネルギー(kcal)、たんぱく質（g）、脂質（g）、塩分（g）の順に掲載します。

■さわらのたらの芽味噌焼き
243.8（kcal）、19.9（g）、8.2（g）、2.5（g）

■サクラエビと玉子そぼろご飯
313.6（kcal）、7.1（g）、5.0（g）、0.3（g）

■若竹汁
29.1（kcal）、1.5（g）、0.1（g）、1.6（g）

■たらこと白滝の和え物
35.4（kcal）、2.5（g）、2.5（g）、0.5（g）

■いちごの牛乳がけ
32.0（kcal）、1.3（g）、1.2（g）、0.0（g）

□合計
653.9（kcal）、32.3（g）、17.0（g）、4.9（g）

※身体活動レベル2⇒座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客など、あるいは通勤、買い物、家事、軽いスポーツなどのいずれかを含む場合の方を基準にしています。