初の全日本製パン技術選手権大会
ベーカリージャパンカップ
このコンテストは日本のリテイルベーカリー(小売のパン屋さん)の商品力を高め活性化することを目的としており、初回となる今回は日本のパン屋さんならではのパンをということで調理パン部門、菓子パン部門、国内産小麦パン部門にカテゴリ分けをし、昨年から全国のパン屋さんに呼びかけ、東西で予選競技と審査が行われていました。決勝ではそこから選び抜かれた12名が出場しました。
3部門に分けて審査が行われた
調理パン部門
健康的で食欲をそそるパン3種類、が課題となった調理パン部門の最優秀賞は、株式会社クラブハリエ ジュブリルタン(滋賀県彦根市)の今井悠輔さんでした。今井悠輔さん
■近江ノカオリ(220円)
近江ノカオリ
■近江牛カレーのフーガス(200円)
近江牛カレーのフーガス
近江牛カレーのフーガス
■カプレーゼ(200円)
カプレーゼ
審査委員長を務めた日本パン技術研究所所長の井上好文さんによる総評では、ミキシングや成形でもっとこだわった食感を追求してもらえたらよかった。地産地消を考えた人が多く、心強く思った。今井さんは芸術的なこだわりと工夫、味と食感、地産地消などバランスが良かったとのことでした。
次は菓子パン部門です。