大人からバレエをはじめられる方にとっての最大の悩みはずばり「上達」ではないでしょうか?

「何年も通っているのに、上手になったという感触が持てない」とか、「いつも同じようなステップだけど、これで上達につながるのかしら?」とか、「せめてクラスで上手なあの人ぐらいにはなりたい」とか。このような悩みやご希望をお持ちの方はきっと大勢いらっしゃると思います。

さて、上達するには何をすればいいのでしょうか? 上達に役立ついくつかのポイントをお知らせしますね。

上達に役立つレベル別クラスの受け方


1. 自分に合ったレベルのクラスを受ける
2. 自分のレベルより一つ上のクラスを受ける
3. 自分のレベルより一つ下のクラスを受ける


上達には「自分を観察」することが大切です。自分に必要なものは何か。ということが分かるためにもレベル別クラス受講をお勧めします。

「自分のレベルがどの程度なのか?」
 
という疑問をお持ちの方は結構いらっしゃるかも知れませんね。私が普段のレッスンで実際にお伝えているレベル判定があるのでご紹介いたします。
 
ピルエット1回転未満  =  初心者レベル
ピルエット1回転~ぎりぎり2回転  =  初級レベル
ピルエットラクラク2回転以上  =  中級(初中級)レベル

これで自分がどのレベルにいらっしゃるか判定ができましたでしょうか?
 
1. 自分に合ったレベルのクラスを受ける

結果が初級レベルなら通常通われているクラスも初級クラスですね。これを「メインクラス」としましょう。自分に合ったレベルなので、レッスンも心地よいですね。

「メインクラス」の他に「サブクラス」の受講が、実は上達には不可欠なんです。

◎ここでワンポイントアドバイス!
自分の実力がピルエットだけじゃよくわからないという方へ。そういう場合は、先生に聞くのが一番! 「私って初級レベルですか? それとも初中級レベルですか?」そう、分からないことは聞くのが一番ですね。

バレエレッスン

バレエレッスン





2. 自分のレベルより一つ上のクラスを受ける

自分のレベルが初級だったら、「サブクラス」として次のレベルの中級(初中級クラスとしているところもあるでしょう)レベルを受けてみましょう。最初は先生が何を言っているかも分からないし、何をしているかも分からないかも知れません。それでも勇気を出してレッスンを受けてみましょう。レッスンを受ける際は先生に一言断りを入れた方が良いかも知れません。

「まだ初級レベルですが、勉強だと思って上のクラスを受けに来ました。着いていけないかも知れませんが、よろしくお願いします。出来ないステップは後ろで見るだけにさせてください。」

このような断りがあれば、教える教師も「この人は分かって受講しているんだ」と、納得してくれます。

「問題意識がある生徒さんだわ。しっかり教えてあげようかしら」なんて、思ってくれるかも知れませんよ。

レベルが上のクラスでは、まわりの生徒さんを見ながら、見たことのないステップを感じましょう。出来ないステップは後ろで「今の自分では出来ないけど、こういうステップが出来るようになりたい!」という目標が出来ます。目標設定をすると上達スピードがアップします。

そう、上のレベルのクラス受講は「目標設定」のためなのです。

◎ここでワンポイントアドバイス!

先生に断りを入れずにいきなりレッスンを受けると、「この人一体何でこのクラスを受けているのかしら?」と心証を悪くする可能性があります。また、受けるにはまだまだだけど、と言う方は見学だけでもOK! その際も先生に断りを入れてくださいね。

3. 自分のレベルより一つ下のクラスを受ける

自分のレベルが初級だったら、下のレベルは初心者です。初心者クラスでは、説明もゆっくり、動きそのものもゆっくり。ですから、ステップで何をどう気を付ければよいかということをじっくり考えられます。普段のレッスンでは気づかなかった体の意識も生まれるでしょう。音楽も普段よりよっぽど良く聞こえてくるかも知れません。

自分の体との対話を楽しみながらレッスンできるでしょう。

そう、下のクラスの受講は「体との対話」のためなのです。

初級クラスでは気づかなかった体の意識が生まれるかも知れません。

大事なのは、「目標設定」と「体との対話

上レベルのクラス受講で「目標設定」が出来、下レベルのクラス受講で「体との対話」が生まれる。こうすることによって、今の自分のレベルを再認識することが出来ます。

このように「サブクラス」を受けることによって、マンネリ化していた「メインクラス」もいつもと違った感覚で受講できるようになるでしょう。からだの使い方そのものにも変化が出てくるはずです。

変化を実感できるということは「上達」しているということ。あなたの「上達」はもうすぐ目の前です!



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。