大きなパイプオルガンで有名な、オスロの大聖堂
オスロ大聖堂は、カール・ヨハン通りの北西に位置する、青銅の屋根を冠した教会です。この教会は、ノルウェーの国教、福音ルーテル派の総本山ともなっています。1694年から1697年にかけて建設されました。現在のオスロ大聖堂は、3代目にあたるそうです。それまでの大聖堂が大火で失われたなどの事情で、17世紀末に、現在地に建てられたのです。その後、19世紀半ばに、ドイツ生まれの建築家らによって大規模な修復工事が2度ほど行われました。そのためか、オスロ大聖堂には全体的に「古めかしい教会」という感じはありません。
中に入って正面のところにあるステンドグラスは、ヴィーゲラン公園で知られる彫刻家グスタヴ・ヴィーゲランの弟、エマヌエル・ヴィーゲランが20世紀初めに作った作品です。
また、この教会を有名にしているもののひとつに、パイプオルガンがあります。18世紀に作られたという大きなパイプオルガンで、パイプの数がなんと6000本もあるのだとか。夏には演奏会も開かれるそうなので、そのすばらしい音色を聴きたい方は、ぜひ最新情報のチェックを。
■オスロ大聖堂
住所:Karl Johans gate11,0154 Oslo
公式HP: http://www.oslodomkirke.no