歯のホワイト二ング・口臭対策/歯磨き・歯の汚れ

歯の汚れはセルフケアで充分だと思っていませんか?(2ページ目)

歯科クリニックでのデンタルクリーニングを審美歯科医師目線でご紹介。デンタルクリーニングのポイントを項目ごとにあげました。

石井 さとこ

執筆者:石井 さとこ

歯のホワイトニング・口臭対策ガイド

4. 歯の表面を整えます

専用のブラシで歯の表面を磨いた後は、トリートメントで表面を滑らかにします。この時はハイドロキシアパタイトをナノ粒子化したペーストを使用します。このペースは栄養分を補給して、歯の表面のミクロの傷を修復していきます。歯の凹凸を埋めてなめらかな状態に整え上げるので、着色汚れなどが付きにくくなるのです。

歯をツルツルにするので、笑った時に歯が潤って美しく見せてくれるのもポイントです。ツルツル・ピカピカと潤っている歯は、表面がザラザラな歯に比べてとても白く見え、清潔感もアップします。

5. デンタルフロスで最後のお掃除

お口全体をさっぱりさせた後は、デンタルフロスで仕上げのお掃除。超音波の機械やスケーラーが入らない狭い歯と歯の間に、細いデンタルフロスを丁寧に通していくことで小さな汚れを取り除くことができます。人工の歯を入れている方も安心。歯科医師や歯科衛生士が熟練の技を使い、注意深くフロスを通していきます。

6. フッ素イオンを歯に浸透

優しくフロスをします

優しくフロスをします

最後に虫歯予防のフッ素を歯に浸透させます。フッ素のジェルは薬局や歯科クリニックにて販売しています。お子様の柔らかく虫歯になりやすい歯に塗るため、購入されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、デンタルクリーニングのフッ素は一味違います。特別な機械を使用することで、フッ素がイオン化され歯の細部にまで取り込むことができるのです。患者さまに銀の棒を握ってもらい、プラスに電荷された歯にマイナスイオン化されたフッ素がひきつけられ取り込まれるという仕組み。フッ素のジェルを塗るより、5倍濃度が高く、強い効果を期待することができます。

以上がデンタルクリーニングの流れになります。歯科クリニックによって違いは様々ですが、汚れを取る・磨き上げる・整えるという流れはどこもさほど変わりはないでしょう。これでデンタルクリーニングの必要性がわかっていただけたでしょうか。とっても歯が美しくなるので、自分でもびっくりすること間違いなしですよ。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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