4. 歯の表面を整えます
専用のブラシで歯の表面を磨いた後は、トリートメントで表面を滑らかにします。この時はハイドロキシアパタイトをナノ粒子化したペーストを使用します。このペースは栄養分を補給して、歯の表面のミクロの傷を修復していきます。歯の凹凸を埋めてなめらかな状態に整え上げるので、着色汚れなどが付きにくくなるのです。歯をツルツルにするので、笑った時に歯が潤って美しく見せてくれるのもポイントです。ツルツル・ピカピカと潤っている歯は、表面がザラザラな歯に比べてとても白く見え、清潔感もアップします。
5. デンタルフロスで最後のお掃除
お口全体をさっぱりさせた後は、デンタルフロスで仕上げのお掃除。超音波の機械やスケーラーが入らない狭い歯と歯の間に、細いデンタルフロスを丁寧に通していくことで小さな汚れを取り除くことができます。人工の歯を入れている方も安心。歯科医師や歯科衛生士が熟練の技を使い、注意深くフロスを通していきます。6. フッ素イオンを歯に浸透
優しくフロスをします
しかし、デンタルクリーニングのフッ素は一味違います。特別な機械を使用することで、フッ素がイオン化され歯の細部にまで取り込むことができるのです。患者さまに銀の棒を握ってもらい、プラスに電荷された歯にマイナスイオン化されたフッ素がひきつけられ取り込まれるという仕組み。フッ素のジェルを塗るより、5倍濃度が高く、強い効果を期待することができます。
以上がデンタルクリーニングの流れになります。歯科クリニックによって違いは様々ですが、汚れを取る・磨き上げる・整えるという流れはどこもさほど変わりはないでしょう。これでデンタルクリーニングの必要性がわかっていただけたでしょうか。とっても歯が美しくなるので、自分でもびっくりすること間違いなしですよ。