風除室のドアが自動ドアはGOOD
2層吹き抜けだと高級感を感じる
マンションのエントランスで確認したいのが、ドアが自動ドアかどうかです。通常、寒気や暖気を直接建物内に入れないためにマンションのエントランスには、風除室(風除け)が設けられます。建物内に入るためには、ドアを2つ抜けることになります。通常、ドアキーで建物内に入る風除室内のドアは、自動ドアのケースが大半ですが、最初のドアも自動ドアにしているマンションは、便利だなあと感じます。10数年前のマンションは、風除室前のドアは、手で開けるタイプのドアが多かったです。これだと、人が通るたびに開け閉めが必要です。荷物を持っていたりするとこれが結構面倒だったりします。
車椅子で生活をされている方もいらっしゃるので、エントランスが段差のないバリアフリーであるのは当然ですが、こうした手動のドアの有無も高齢者で、車を使って歩く人などは使いにくいです。古いマンションで、日中はドアを開けっ放しにしているマンションをたまに見かけますが、それではそもそものエントランスの役割を果たしていません。今後高齢化社会が進む中で、小規模でも自動ドアを風除室前に採用しているマンションは、使い手のことをよく考えていると思います。
翳すだけでドアを開閉できるキーレスエントリーなら出入りもスムーズ
エントランスで、高級感を感じさせるのがホールの解放感です。中でも2層分のスペースを使って解放感あるスペースを演出しているマンションには「違い」を感じさせられます。
高低差を上手く使ったランドスケープで開放的なエントランスホールを設けているパークコート六本木ヒルトップレジデンス
プラウドシティ池袋本町のエントランスファサード
エントランスにこだわらないディベロッパーはいないと思いますので、マンションの比較にここからチェックしてみるのも如何でしょうか?