マンションのエントランス

マンション価値に影響も
「エントランス」は、マンションの品格を表す

竣工マンションを見学する際に、一番注目するのはエントランスです。居住者がほとんど毎日利用するスペースであり、住み手の気持ちを大切にするディベロッパーであれば、よく練ってプランニングしている筈だからです。

エントランスの良し悪しは、マンションのグレードにも影響します。中古マンション見学で、好感を持つ場合もあるでしょうし、がっかりするケースもあるでしょう。エントランスのどんなところを注意して見るのかを考えてみましょう。
まず、マンションのエントランスで重要なのは、エントランスアプローチです。エントランス前にしっかりとスペースが確保されているエントランスは、歩きやすいです。
車の車庫への通路と居住者の通路が分かれていることも安全面では重要です。車道分離がされ、車寄せ付のエントランスなら荷物の取り出しなども便利です。


総合設計制度を用いて建てられたマンションは、一定の空地率を設けることを義務付けられているため、歩道も広く歩きやすいです。
昼間だけでなく、夜間の照明デザインにも注目です。パークタワー青山をはじめリセールで人気のあるマンションは、足元からの間接照明を効果的に採用するなど夜景にもこだわりがあります。竣工マンションを見学するなら、夕方前に訪ねるのも良いと思います。

さらに次のページで、エントランスのポイントを紹介します。