いくつものモデルルームに行くと、豪華なものからシンプルなものまで、いくつもの資料を見ることになります。そこで前回「誰も教えてくれない間取りの見方2. 立体で捉える」に引き続き、私が主宰するマンション評価ナビで、調査・評価を担当しているベテラン建築士が教える独創的なマンションのパンフレット類の見方について、特に気づいた点をお伝えしたいと思います。

物件により異なりますが、一般的にはモデルルームで渡される資料の袋には、
  1. 構造や設備の品質書類
  2. 図面集
  3. 価格表
  4. そのマンションを紹介する写真やパース
  5. 周辺のお店や施設、交通機関の情報
が入っています。


ちょっとひねくれたマンションパンフの見方
1、構造や設備の品質書類

品質書類には、建物の構造や、住戸内部の設備などが書かれています。もちろん嘘は書かれていませんが、法規上当然である事を、あたかも特別な事であるかのように表現しているものもあります。普通の仕様であるのに、優れた仕様であるような表現もあります。

例えば、戸境壁の厚み18cmは一般的であるのに「プライバシーを配慮した18cm」という表現になっていたり、「リフォームがしやすい二重天井・直床構造」と書かれているものもありました。本当にリフォームを考慮するならば「二重天井・二重床」であるべきなのにも関わらず、です。


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