良い間取りはスパンで決まる

家を持つ醍醐味は、自分の暮らしに合った好みの間取りがつくれるところにあります。注文住宅の一戸建てであれば、確実にそれが叶いますが、マンションは売り手が予めつくった間取りの中から、より自分に合ったものを選ぶことしかできません。せいぜい、室内の間仕切りや設備・仕様の変更くらいしか自由裁量権がないといってよいでしょう。

そこで、できるだけ暮らしやすく、しかもすっきりと素敵に見える間取り選びの目のつけどころを、数回に分けてお伝えしていきます。第1回目は、スパンについてです。


目安は8m、スパンが広い間取りは暮らしやすい

マンションの間取りの良し悪しは、スパンで決まるといってもよいでしょう。スパンというのは間口の広さのことで、これは広いにこしたことはありません。3LDKの間取りだと、8m以上(7mという人もいます)であれば広め、6m以下であれば狭めというのがひとつの目安です。

広ければバルコニーに面したところに2室、場合によっては3室とることができます。向きが南であれば南面3室といって、とても人気の高い間取りになります。各居室はすべて窓があり、しかもワイドで解放感があり、気分よく暮らせます。

間口が広い間取り(南3室)

南面3室ある、間口約9.3mのワイドプラン。

ワイドスパンの間取りは、バルコニーの奥行きも広い場合が多く、ちょっとしたアウトドア・リビングの空間がおまけとしてついてきて、居室面積以上の広さを感じることができます。コーヒーテーブルと椅子を置いてお茶を飲んだり、コンテナではありますがガーデニングを楽しむことができます。もちろん、広い分、洗濯物も干しやすいです。


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