ピアノロール画面で楽曲の入力も可能
では続いて、次のサイトにアクセスしてみてください。●WebSequencer
今度はピアノロールの画面が登場してきましたよね。こちらは先ほどのWebMidiLinkの発展系ともいえるもので、ピアノロール画面でシーケンスを自分で組んでいくことができます(先ほどのもMMLという方式で組むことは可能です)。
とりあえず、デフォルトでデータが入っているので、「Play」ボタンを押してみてください。どうですか?結構すごいでしょ?
こちらも、先ほどと同様にソフトシンセの差し替えが可能になっています。そして、ピアノロールに入っているデータをエディットしたり、もちろん全部クリアして新規に入力していくことも可能なので、ぜひ試してみてください。
これが、ブラウザDTMの世界なんですよ。結構すごいと思いませんか?
技術的なことについては、以前AV Watchで開発者のg200kgさん、aikeさんに取材をしているので、そちらをご覧ください。またその後も、さまざまな方々がこれに賛同し、新しいソフトシンセの開発などに取り組んでいるんです。
いまのところ、すべて無料で試せる世界であるのも大きな魅力のひとつ。ぜひブラウザDTMの世界を堪能してください。
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