嫁姑は相性が合わなくても当たり前
いたずらに嫁姑問題の苛立ちを募らせていませんか? |
感情の行き違いでイライラし、時にはケンカ腰になってしまうこともあるかもしれません。しかし、そこで生じた火種を大きくせず、お互いに機転を利かせて、うまく収めていくことが大切なのです。
家族がいがみ合ってはいけないのはどうして?
母から子へ祖母から孫へ「憎悪」の感情を伝承してはいけない |
愛情と信頼は、ストレスの多い人生を生き抜くための丈夫な心を作る「基礎的な栄養素」になります。これらを幼い頃から空気のように自然に吸収してきた人ほど、人生の辛い局面を乗り越え、プラスに転換させる発想力を発揮しやすくなります。
他方で家族がいがみ合い、憎悪に満ちた家庭の中で育つと、どうなるでしょう? 「人と人は信頼し、お互いに歩み寄って問題を解決していくことができる」という実感に乏しいため、対人関係のトラブルを抱えたときに、その状況に悲観して、合理的な解決に進んでいくことができなくなってしまいます。
だからこそ、家族は感情の行き違いが起こったとしても、「憎悪」に発展させない努力をすることが必要になります。