一人暮らし/一人暮らしの楽しみ方

一人ぼっちで過ごすイベントシーズンの乗り越え方(2ページ目)

クリスマスにお正月、バレンタインデーと続くイベントシーズン。一緒に過ごす人がいないと、寂しい気持ちになってしまいがち。「恋人がいない」「誰にも誘われない」といった一人ぼっちで迎えるこの季節を、できるだけ気持ちよく過ごすための考え方や方法を提案します。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド


「やさぐれる」作戦

寝る

気分が乗らないなら、あえてだらしなく過ごして憂さ晴らしするのもアリ。思い切ってやさぐれてみると、スッキリするかもしれません

「いくらイベントだから寂しがる必要はない」と言い聞かせたって、やっぱり寂しいものは寂しい。それを無理やり否定するのも難しいものです。

そういうときは“あえて”やさぐれる。自暴自棄な行動をとると、あとで後悔することも多いですが、「知らず知らずのうちに無茶な行動していた…」というのではなく、「今日は自暴自棄になる」と開き直ってやれば、ほどよくストレス解消できるもの。『愛すべき、ウダウダ時間の過ごし方』でも紹介したように、日ごろはダメだと思われることを積極的にやって気持ちをスッキリさせるのもひとつの手。思い切ってやさぐれてしまいましょう!

「引きこもり」作戦

街のきらびやかさを目にしたり、誰かと会ってイベントの話題になったり、他の人が楽しそうな様子を見ると、イライラする、落ち着かない。仕事でもしていれば気も紛れるけれど、イベントが休日にあたると、一人ぼっちがより骨身にしみる(なんと2012年のクリスマスイブは振替休日…)。

そんなときは、引きこもって何もかもをシャットアウトしてしまいましょう。そういうピリピリした気分のときは、親しい友人や家族にだって触れられたくないもの。できることならテレビやラジオ、インターネット、電話の電源も切って、自分が不快になることから目を背けてしまうのも、たまにはアリでしょう。これも誰にも干渉されずに済む一人暮らしだからできることです。

「一人イベント」作戦

お雑煮

「一人だってお雑煮をきちんと用意する自分はエライ」と自己満足を高めるのが一人ぼっちを楽しむコツ。お雑煮の作り方は『日本のお正月にはコレ! お雑煮』も参考にどうぞ

暮らしに季節感を取り入れると、「きちんと暮らしている」という自己満足が高まります。自分のためだけにイベントを用意して、「一人でも季節の行事を忘れずに暮らしている自分、素敵」という満足感にもひたるのも悪くないもの。いい暮らしをしている気分になれます。

一人暮らしなら、気軽に行事のエッセンスのみ取り入れ、楽しむのが吉。一人でも楽しめる食の部分から取り入れるのがおすすめです。美味しいものでお腹が満たされれば、それだけで心も満ちていくかもしれません。一人でもイベントを存分に楽しめれば、次に誰かと過ごすときには、もっともっと楽しむことができるはずです。

寂しさと上手に付き合おう

「イベントシーズンに一人ぼっちはいや」と思うのであれば、その思いをきっかけに好きな人に告白したり、思い切って誘ってみたりするのもいいかもしれません。でも、誰でもいいからと誘いに乗ったり、自分と同じようにドヨドヨとした気持ちでいる人と一緒に過ごすのは、あまり得策ではありません。

イベントシーズンを一人で過ごしたって死ぬわけでなし、法を犯すわけでなし。誰かと傷を舐めあうように過ごしても、決していい思い出にはなりません。『ひとりが寂しいとき、どうしたらいい?』にもあるように、誰もが寂しいときがあることを受け入れて、寂しさとも上手く付き合っていけるといいですね。

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