Windows8に積極対応するSONAR X2
同じくInterBEEの会場で、Cubase7と同様の値下げを発表したのがCakewalkのSONARの新バージョン、SONAR X2です。こちらも最上位バージョンのSONAR X2 PRODUCERが実売価格で59,800円とCubase7と並んだ格好です。SONARのほうは、従来バージョンと同様、上からPRUDUCER、STUDIO、ESSENTIALの3ラインナップとなっており、下の2つは値段は変わっていないようです。
このSONAR X2、いろいろな新機能が搭載されて発売されたのですが、それら新機能よりもさらに大きなインパクトがありそうなのが12月にリリースされる無償アップデータです。このアップデータを当てると、Windows8に正式対応するのです。
まあ、SONARに限らず、すでに多くのソフトがWindows8対応と発表していますが、その多くはWindows8で動作することが確認できた、というもの。ところが、SONAR X2の場合、それとはかなり違うのです。ご存知のとおり、Windows8の最大の特徴はUIが変更になり、タッチパネルに対応したということ。このSONAR X2のWindows8対応はそのタッチパネル対応になることを意味しているのです。
では、DAWがタッチパネルに対応するとどうなるのでしょうか?たとえば、ミキサーを画面に表示した場合、その画面にあるフェーダーやPANを触ることができ、実物のミキサーのように動かすことができるのです。これはDAW史上画期的なことといってもいいのではないでしょうか?また、ピンチインで画面を大きく表示させて細かなところをエディットするといった操作もできるなど、従来とは違ったDAW操作が可能になりそうです。
【関連記事】
SONAR X2とWindows 8の関係をCakewalkの開発者に聞いてみた