深煎り珈琲が苦手な方は、ノルウェーコーヒーを飲んでみて
日本のハリオ社やカリタ社の器具はノルウェーのバリスタたちから愛用されている
フグレン東京店のマネージャーである小島賢治氏は、ノルウェーのカフェ事情について、「利益優先の店や自動販売機がない」、「マシンではなく、手でコーヒーを作る人が必要とされている」、「ノルウェーの食は味が濃いのでコーヒーは軽め」、「浅煎り=何杯も飲める」ということを挙げています。
以前、良質な豆がまだ手に入らなかった時期は、先人達は試行錯誤をした結果、臭みを飛ばした深煎りのコーヒーに到達し、その苦いスタイルのものを飲んでコーヒーが苦手になった人も多いそうです。深煎りコーヒーが苦手な方は、ミルクや砂糖なしで味わう、ノルウェーの浅煎りスペシャルティコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか。最初はその個性的な味に驚くかもしれませんが、コーヒーに対する世界観が180度変わるかもしれません。
ワインのように、コーヒーを味わってみませんか?
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「確かに大量生産と低価格を重視するノルウェーの大手コーヒーメーカーも、私たちとは異なる手法でですが、高いクオリティのコーヒーを提供しています。けれど、これからはもっとスペシャルティコーヒーを国内に浸透させ、コーヒーの価格自体を上げ、さらに農家へ貢献することができれば。ノルウェー人にもっとコーヒーのことを深く知ってもらうのが私たちの仕事です」と彼女は今後の構想を語ります。
コーヒーの世界はまだまだ奥が深く、ノルウェーのコーヒーの進化はこれからも止まらないようです。皆さんも、ワインのように、コーヒーを楽しんでみませんか?
さて、ノルウェーとコーヒーの長いお話はここまでにして、スペシャルティコーヒーが飲めるオスロのおすすめカフェ8件をご紹介致します!