ローリング（揉捻）
ローリングマシーン（揉捻機）。この工場では上からの圧力をかけずにローリングする
これはローリングマシーン。約25分間回します。300キロの茶葉が一度にかけられるそうです。同工場の特徴は、ローリング時、上からのプレッシャーをかけないこと。これはTRI（スリランカにある紅茶研究所）によって指導されたそうです。上からプレッシャーをかけないので茶葉が細かくならないそうです（天井から伸びる管は茶葉が通ってくる管）。
ローラーブレイカー
ローラーブレーカーは、ローリングした茶葉をほぐしてふるいにかける機械。網の下に落ちた茶葉は、次の発酵へ進みます
ローリングが済んだら、ローラーブレイカー（玉解きふるい機）にかけます。茶葉をほぐして網目のレーンを通し、ふるいにかけます。ふるいを通り抜けた茶葉は次の工程（発酵）へ進みますが、そうでないものは再度ローリングにかけられます。この作業を4回繰り返します。
ローラーブレイカーから最初にふるいにかけられたものはファーストデュールと呼びます。ファーストデュールについては最後の方でもう一度述べているので覚えておいてください。
次の工程は発酵です。
