マンション購入術/マンション情報収集術

不動産情報の集め方

新築マンション、建売住宅、あるいは注文住宅…。その種類によって情報ルートは違ってくるのです。うまく物件情報を得るヒントをご紹介しましょう。

執筆者:平野 秀昭

あなたは、家を買いたいと思った時、売り物件の情報はどうやって入手しますか?

市販されている「住宅情報誌」ですか?あるいは新聞の「折込チラシ」ですか?いくつかの物件情報を得たとしても、もっと他にもいい情報があるかも?って思う事もあるのじゃないでしょうか?

では、うまく物件情報を得るヒントを少しお話させていただきます。

あなたが欲しい家はどういった種類の家ですか?
最新設備を備えた新築マンション?やっぱり土地付の建売住宅?それとも土地を買って注文住宅を建てようと考えていますか?その種類によって不動産の情報ルートは違ってくるのです。

新築マンションは不動産会社の中でもデベロッパーといわれる会社が企画開発し、自社か販売会社が代理して販売するのが一般的です。したがって、一部の例外はあるものの、この情報が地元のいわゆる町の不動産屋さんに入る事はまずありません。この場合の情報は1.「(デベロッパーが作っている)友の会」2.「折込チラシ」3.「住宅情報誌」などのルートとなります。新築マンションを買いたいと思っている人が不動産屋さんに物件情報を依頼しても、いつまでたっても情報を得る事はできないのです。

では、建売住宅の場合はどうでしょうか?これもマンションと同じく、建売業者は自社で販売する場合もあるのですが、地元の中小の建売業者は不動産屋さんに販売してもらう場合が多いようです。
したがって、建売住宅を希望されている方は前述の1. 2. 3.以外に、町の不動産屋さんに物件情報を依頼しておくのが望ましいでしょう。

次に注文住宅を建てる場合の土地情報はどうでしょうか?
これは、ほとんど不動産屋さんが情報を持っている分野でしょう。中古マンションや中古の一戸建てもそうです。では彼らはどうやって、その情報を流しているのでしょうか?
まず初めに、購入希望者の顧客リストをめくるのです。新たな広告費をかけずに成約に結びつける事ができますからね。営業の順番で言うと、「購入希望者の顧客リスト」「折込チラシ」「住宅情報誌」の順なのです。

また、広告媒体に掲載される物件は、膨大な物件情報のほんの一部ですので、希望する物件がみつからない事も多いのです。したがって、「友の会」や「不動産屋さんに情報提供依頼」をすることによって、いち早く情報提供が受けられ、多くの情報からあなたの希望する物件の情報を得る事ができるのです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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