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計画的に創られたニュータウンに住もうvol.1 関西文化学術研究都市(2ページ目)

「ニュータウン」と言われる郊外型の大規模開発住宅地では、街中ではなかなか得られないものがあります。「ニュータウン」の魅力をご紹介します。第1回目は、「関西文化学術研究都市」。

執筆者:平野 秀昭

それでは、関西文化学術研究都市(けいはんな都市)をご紹介しましょう。

京都・大阪・奈良の3府県にまたがる広大なけいはんな丘陵地に開発が進むのが、新たな関西の創世を担うと言われている関西文化学術研究都市(けいはんな都市)です。

関西を代表するこのビッグプロジェクトは、総面積15,000ヘクタール、想定人口38万人とされ、全体を12の「文化学術研究地区」(約3,600ヘクタール、計画人口約21万人)と、それ以外の「周辺地区」(約11,400ヘクタール、計画人口約20万人)から構成され、周辺地域との調和を図りながら段階的に開発されています。
文化学術研究地区は、研究や文化の機能ばかりではなく、居住機能や都市機能、レクリエーション機能も備えた、快適な都市づくりをめざしているようです。

想定人口38万人というと、大阪府内でも5番目に人口の多い豊中市と同じくらい人々がこのエリアに住むことになるということで、プロジェクトの大きさが想像できますよね。

関西文化学術研究都市は大阪・京都からわずかに20~30kmの圏内にあり、奈良の中心とも隣接。
さらに関西国際空港と直結の地にあり、世界各国とのリアルタイムな交流・情報交換が可能です。

こうした立地の良さを最大限に発揮するための交通アクセスにも優れ、JR(学研都市線・東西線・大和路線・奈良線)も近鉄(奈良線・京都線・東大阪線)も利用できる上に京阪奈新線の新設も決定。
また、第二阪奈道路、阪奈道路、国道24号、国道163号といった充実の道路網に加えて京奈和自動車道、第二京阪自動車道路、第二名神自動車道等の整備も進められ、ますます便利になってきています。
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