揺れやすい都心部
首都圏の中心にあたる23区は、おおむねオレンジ(1.4~1.6)以上。数値の意味合いとしては、「1.4-1.6」が『場所によって揺れやすい』、「1.6~2.0」が『揺れやすい』、2.0~が『特に揺れやすい』。「地震ハザードステーション」では、地図上をダブルクリックすれば、ピンポイントの表彰地盤増幅率の数値がわかる。朝日新聞が運営するasahi.comでは、さらに便利な機能として、全国各地の町丁目をタブで選択すれば、瞬時に表層地盤増幅率が表示される。さらには、地層の中身までも表示。増幅率の大きい数値の場所は、「後背湿地」「谷底低地」「三角州」「干拓地」「埋立地」などに多いようだ。
「表層地盤増幅率」検索機能
対処法を冷静に検討する
その場その場の揺れ方が数値で表示されるため、非常にインパクトがある。しかし、これはあくまで揺れやすいかどうかであって、建物への被害が必ず大きくなるわけではない。そこをまず、冷静に捉えるべきだ。揺れやすい場所の対処法としては、耐震強度はまとより、家具の転倒防止などを改めて見直すなどしてはいかがだろう。【関連記事】
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