ニュータウンに住もうシリーズ第3回は、「名塩ニュータウン」です。
三田・吉川・神戸市北区の境界あたりには、多くのニュータウンがあります。
その中で今回は、創造の丘「ナシオン」こと「名塩ニュータウン」をご紹介します。
西宮市北部に位置し、JR宝塚線「名塩」駅より徒歩圏内の低層住宅エリアです。
ニュータウンの欠点としては、最寄駅までバスで行かなければならない立地にあるケースが多いのですが、この「ナシオン」は駅まで徒歩で行けるというのが、ニュータウンでありながら大きな長所でしょう。
またJR「大阪」駅まで快速で26分という好立地も、惹かれるとこですよね。
駅を降りると、故 池田満寿夫氏が作ったモニュメントがある下部ステーションから、斜行エレベーターが約60メートル上部の住宅地と結ばれています。
この斜行エレベーターは日本一速くて長いエレベーターで、約2分で到着します。
上部ステーションから先、ガゼボ広場と東山小学校を抜けると、そこは南斜面の住宅エリアになっています。
南斜面の住宅地は日当たりもよくて、快適ですよね。
山を開発した「ナシオン」は、当然のごとく自然に溢れています。
地区中央東側には14ヘクタールの原生林「創造の森」があり、地域の人々や子供たちで森を「つくる」「まもる」「かんがえる」活動が行われています。
この活動では、森の中の道づくりをしたり間伐したりして、本当の自然と人との関わりを考えることができそうです。
自称ナチュラリスト?の私には、興味のある活動ですね。