猫背改善のコツは「背を反らす」ではなく「胸を張る」
「猫背」……首をやや前に出し、背を丸めた姿勢。また、そのようなからだつき。(goo辞書より)猫背を直すには逆にすればいい、と、背中を反らす方も少なくないのですが、背中を反らすと今度は腰に負担がかかり、腰痛の原因になります。たぶん私がこの状態です。おかげで中学生の頃にぎっくり腰をしてしまってますから、痛いですよ……いろんな意味で。
ですので、猫背ではない「正しい姿勢」というものを体感することが、改善へつながる第一歩です。またまた図解付きで説明いたします。
1. まず、思いっきり猫背の状態になります。肩をすぼめて(首にくっつけるイメージ)前に出し、背中も丸めます。
2. 肩をすぼめたまま、上に上げます。
3. 肩をぐるんと首より後ろに回します。そのとき、背中は反らさずに胸を張る状態になっているはずです。
4. 肩をその位置でストンと落とします。すると、頭から腰までの上半身の体重が、骨盤にうまく乗っかって支えられているような感じを覚えるかと思います。これが理想の状態です。
「背中を反らさず、胸を張る」「骨盤に上半身の体重を乗せる」。この感覚を意識しながら生活できればベストです。猫背は肺を圧迫して深い呼吸が出来ず、また内臓を圧迫されたりして、心身ともにリラックスできず、さまざまな不調の原因にもなりやすいです。この記事がきっかけになって、あなたのこれからの健康に役立つお手伝いが出来れば幸いです。