【記事のINDEX】
今と将来、どんなことが不安?……1P目
収入があれば、何も考えないで済む?……2P目
FPに相談する方法は?……3P目
どんなことを相談している?……3P目

今と将来、どんなことが不安?

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毎月のやりくりも大変だけど、将来も不安!

皆さんは、現在、そして将来について、どのような不安を持っていらっしゃいますか? NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(以下、日本FP協会)の「働きざかり(30代・40代)のライフプランニング意識調査」によると、「現在および将来について困っていることや不安に思うこと」として最も割合が高かったのは、「老後の生活設計」(49.4%)で、半数近くの人が挙げていました。次いで「年金」(38.5%)、「親の介護」(37.3%)、「日常の家計管理」(35.1%)「病気・ケガ・死亡への備え」(34.1%)、「子どもの教育費」(32.8%)、「職(雇用)の確保」(30.7%)となっています。

「年金」や「親の介護」といった項目は、一昔前までは50代以降の方が多く抱く不安項目だったのですが、今では若い世代にも広がっていることがうかがえます。また、「職(雇用)の確保」について、3割もの人が不安に思っているという点は、今の社会を色濃く反映していると感じました。
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日本FP協会「働きざかり(30代・40代)のライフプランニング意識調査」よりガイド平野がグラフ作成(クリックすると拡大表示します。)

男女別にみると、総じて女性の方が不安に思う割合が高いのですが、「資産運用」や「退職金」などは、男性の割合が高くなっていました。気になったのは、「困っていることや不安に思うことはない」と思う男性が10.7%で、女性(4.8%)の倍以だった点です。家計の相談やライフプランセミナーなどにいらっしゃるご夫婦(カップル)にお話をうかがっていると、女性の方が「将来が不安」と話すのに対し、ご主人(彼氏)は「あまり考えたことがない」「なんとかなるような気がして……」とおっしゃるケースも多いので、妙に納得してしまいました。

20代の方についても、似たような意識調査をした結果があります。「20代のライフプランニング意識調査」(日本FP協会)によると、最も割合が高かったのは「日常の家計管理」(47.9%)、次いで「職(雇用)の確保」(44.7%)でした。30~40代と比較すると、不安に思う順位は若干異なりますが、「年金」(41.8%)や「親の介護」(40.9%)、「老後の生活設計」(35.8%)など、老後のことも不安に思っている割合が高くなっていました。

将来収入が上がるかどうか分からない時代なだけに、今後のライフプランを実現するために、どれだけ貯蓄を増やすことができるのか心配……という声をよく耳にします。今の暮らしを支えるのが精いっぱいだけれども、このままでは老後も不安……といった想いが、ひしひしと伝わってきます。

>>収入があれば、何も考えないで済む?