これまでの日本の靴には見られない「攻めた」履き心地!
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CENTRALのサイドモンクストラップ”KOHARUBI(小春日)”です。今回ご紹介する4モデルの中でも最もシンプルな一足。それ故に木型のスリムさに一番気づき易い靴かも知れません。5万4600円(ワールドフットウェアギャラリー 神宮前店 TEL:03-3423-2021 同 銀座店 TEL:03-3572-6811)
土踏まず部の盛り上がりもしっかり感じられ、何よりもびっくりしたのが、この靴を履くと自分の足の「第三のアーチ」を実感できることです。内くるぶし側の「第一のアーチ(俗に言う土踏まず)」が心地良い靴は確かに多く存在します。しかし履いていて外くるぶし側のアーチ=「第三のアーチ」をはっきり快適に意識できる靴は、小生の試着史上恐らく初めて。アウトソールのみならず靴の内部でも、ウェストがしっかり絞り込まれている何よりもの証拠です。

典型的な今時の足、すなわち甲薄幅狭の足の持ち主である小生であってもCENTRAL の靴を履くと、羽根がこれだけ見事に開きます。これまでの日本の紳士靴では味わえなかったピシッとした履き心地を堪能できます
【CENTRAL・商品案内】
■モデル
A. メダリオン付きサイドエラスティック”HATSUAKI”、
B. 内羽根式アデレイドキャップトウ”AMANOGAWA”、
C. サイドモンクストラップ”KOHARUBI”、
D. メダリオン付きホールカットプレーントウ”CHUSHU”、
■色
・黒(仏・アノネイ社製ボカルーカーフ。上記A・Bの靴)、
・こげ茶(仏・アノネイ社製ボカルーカーフ。上記A・Dの靴)、
・薄茶(仏・アノネイ社製ベガノカーフ。上記C・Dの靴)、
・こげ茶スエード(英・チャールズ.F.ステッド社製スーパーバック。上記Dの靴)、
・こげ茶スエード(英・チャールズ.F.ステッド社製レぺロスエード。上記Cの靴)
■底材
レザーソール
■製法
グッドイヤー・ウェルテッド
■サイズ
いずれも5 1/2~9
■価格
A~Cはいずれも一足5万4600円、Dのみ一足6万3000円
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”KOHARUBI(小春日)”をつま先側から見たものです。レースステイの非対称な線は、まるで百合の花が咲いているみたい! これをどのような線にするかについては、履き心地・美しさ双方の観点から試行錯誤を繰り返したそうです
最後のページは、WFGと言えばこれも採り上げねば!