ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

透け感を楽しむレターセット(2ページ目)

原稿用紙ブランド「満寿屋」が新たにつくったレターセット「FUTOKORO」。日頃手紙を書かない私も、思わず書きたくなってしまう魅力に溢れています。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

使い方を気を付けたい便箋


満寿屋undefinedFUTOKORO

便箋はハガキサイズ(368円)、A5サイズ(525円)の2種。


この封筒には、専用の「FUTOKORO」便箋が用意されている。ハガキサイズと A 5サイズの2種類。いずれも200字詰めと同じ仕様になっている。

便箋の表紙をめくると、あろうことか便箋が裏面になって綴じられている。つまり、マス目が裏面に印刷されているのだ。実はこの便箋も裏側から書いていくのが「 FUTOKORO」流。
満寿屋undefinedFUTOKORO

 

満寿屋undefinedFUTOKORO

表紙を開けると、マス目が裏返しになっているという意表をつく作り込み

なるほど、ここまでやっているのかと関心してしまったのが左下にある「満寿屋製」の文字。これは裏から透けて見えた時に「満寿屋製」となるように印刷されている。裏返してみると鏡文字になっているのだ。手紙を受け取った人が「便箋の裏側に書いている」と思われないようにしたのだろうか。いずれにしても心憎い配慮だ。
満寿屋undefinedFUTOKORO

「満寿屋製」の文字は鏡文字となっており、裏面からみるとちゃんと読めるようになっている

満寿屋undefinedFUTOKORO

便箋の表紙にはトレーシングペーパーを使用。「FUTOKORO」の文字に至るまで裏面から印刷して、透け感が楽しめるようになっている

満寿屋undefinedFUTOKORO

 

満寿屋undefinedFUTOKORO

便箋はそれぞれ50枚。茶と青罫線が25枚ずつ綴じられている

今回のネーミングである「FUTOKORO(懐)」は便箋を封筒に忍ばせる行為が「大事な思いを伝える手紙を懐に忍ばせる」のに似ていることから満寿屋5代目の川口さんが名付けたもの。 これは、まさに筆無精もイチコロのレターセットだ。
満寿屋undefinedFUTOKORO

「手紙上手」な満寿屋5代目、川口昌洋さんからいただいたお手紙。これがまさに正しい使い方といったお手本と言えよう


【関連リンク】
満寿屋

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