時短生活/調理を時短するコツ

余熱利用の「時差調理」で食事の支度が激ラクに(2ページ目)

仕事をしていても、いなくても、朝夕の食事の準備時間は慌ただしいもの、短い時間で食事の支度をしなくてはならず、ついあたふたしてしまう人、意外と多いのではないでしょうか。そんな「あたふた準備」から抜け出すための、ほっとく「時差調理」のオススメです。

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

買い物に行っている間にじゃがいもがほくほく

じゃがいも

じゃがいもを皮付きのまま入れ、1~2分沸騰させたら保温用の外鍋へセットするだけ

夕食の献立を考えて、買い物に行く前のほんの数分。じゃがいもを洗ってまるごと鍋に入れ、1~2分沸騰させたら、シャトルシェフの外鍋にセットして出かけます。小一時間もたてば、ほくほくのゆでじゃがいもに。そのまま皮をむいて、つぶしてポテトサラダにしてもいいし、肉料理などの付け合せにしても。じゃがいもは火にかけたまま茹で過ぎてしまうと崩れてしまいますが、余熱調理なら多少時間を置きすぎても、崩れないのがありがたい。

 

シャトルシェフ

このように外鍋にすっぽり内鍋が入るので、蓋をして出かけます。2~3時間放置しても、中はアツアツ。

煮物などの献立を考えたり、切って味付けをするまでのゆとりがなくても、とりあえずじゃがいもだけを茹でて出かけることで、帰宅後がグンとラクになります。このように、加熱時間が長くかかる下ごしらえにこそ、保温調理器を活用してみて。ほんの少しの準備時間を前倒しで取るだけで、間の時間が有効活用できます。こうした時差調理、お肉の下ごしらえにも向いていますよ。

 

朝のついでのゆで鶏で、帰宅後がラクラク

ゆで鶏

5分火にかけておくだけで、ゆで鶏が完成! 朝のちょっとした下ごしらえで、夕食がラクになります。

仕事をしていて、帰宅後の夕食の準備がいつもあたふた、という方は、ゆで鶏を作ってでかけてみませんか。朝の準備のすきま時間を縫って、簡単につくれますよ。

朝、コーヒーを入れるついでにでも、水ともも肉を鍋に入れ、沸騰したら弱火で5分ほど加熱。外鍋にセットして30分ほど放置するだけで、やわらかいゆで鶏と、スープが出来上がります。火についている時間は5分だけ。あとは朝食の準備や、身支度を済ませ、外出直前(保温が30分以上できていることが前提です)に外鍋から内鍋を取り出して、冷蔵庫に入れて出かけます。起きてから出かけるまでの時間が小一時間ある人なら、十分準備可能な下ごしらえです。

帰宅後は、鶏を取り出してバンバンジーサラダにしてもよし、煮物や炒め物に使う場合も、加熱時間が短くて済むので大きな時短に。さらに、鍋をそのまま火にかければ、おいしいスープも作れます。詳しいゆで鶏の作り方は、シャトルシェフのレシピサイトにありますので、参考にしてくださいね。鶏より時間はかかりますが、ゆで豚や、牛肉の塊をゆでることもできるので、いろいろ応用してみて。

【参考URL】
http://www.thermos.jp/recipe/

最後に、調理の時差だけでなく、食事時間の時差にも保温調理器が役に立つ方法を、ご紹介します。次のページへ! >>

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