古代都市ウシュマルへの道
グラン・ピラミッド。60段の階段を登るとウシュマルの建造物群と周囲のジャングルが見下ろせる ©牧哲雄
双頭のジャガー像。この上に生け贄の心臓が捧げられたともいわれる ©牧哲雄
カンクンからメリダまでバスで2~3時間程度。メキシコシティからメリダやカンクンまでバスで20~25時間、飛行機で1~2時間。メリダからウシュマルまでバスで1~2時間ほど。メリダやカンクンから日帰りツアーが出ている。
遺跡内ではイグアナをよく見かける ©牧哲雄
メキシコには30件以上の世界遺産があるので、工夫次第で数多くの世界遺産を訪ねることができる。たとえばメキシコシティから日帰りで見学可能な世界遺産だけでも「メキシコシティ歴史地区とソチミルコ」「古代都市テオティワカン」「ルイス・バラガン邸と仕事場」「ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群」「ソチカルコの古代遺跡地帯」「プエブラ歴史地区」「モレリア歴史地区」「ケレタロの歴史史跡地区」等がある。
古代都市ウシュマルのベストシーズン
総督の館と前庭。左に突き出した岩は男性器の象徴といわれる。ヒンドゥー教のシヴァ・リンガを彷彿させる ©牧哲雄
亀の館の名のもとになった亀の像 ©牧哲雄
ベストシーズンは、一般的には盛暑と雨期を外した乾期(11~3月)といわれる。ただ、雨期といってもしとしと降り続けるわけではないので、あまり神経質になる必要はないだろう。
世界遺産基本データ&リンク
尼僧院の壁面。中央がチャックで、左右に双頭の蛇が描かれている ©牧哲雄
マヤ・アーチから眺める尼僧院 ©牧哲雄
登録名称:古代都市ウシュマル
Pre-Hispanic Town of Uxmal
国名:メキシコ合衆国
登録年と登録基準:1996年、文化遺産(i)(ii)(iii)
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