涼しい秋になれば、食欲も戻り、運動をする機会が増えたり、秋の夜長をリラクゼーションの時間にあてるなど、夏疲れを回復傾向に向かわせることができますが、それまで夏疲れや不調を引きずるのはツライもの。
そこで今回は、「体がだるい」「なんとなく体調不良」「疲れが取れない」などの夏疲れ症状を改善してくれるサプリメントをご紹介します。
暑い夏は終わっても、夏疲れは取れません!
夏疲れはなぜ起こる?
暑い夏は、汗をたくさんかいて脱水症状になったり、食欲不振などが起こりがち。自分が思っている以上に、体には負担がかかっています。そんな夏のダメージや疲れがどっと出てくるのがこの時期なのです。
原因不明の疲労感は夏疲れの証。
エアコンを付けっぱなしの室内から屋外に出ると、気温差はかなりのもの。この気温差によって、自律神経が乱れることも。自律神経が乱れると、体がだるくて疲れやすい状態になるので、夏からずっと疲労感が取れないという方は、自律神経が乱れている恐れあり。深刻な場合は病院へ行くことをお薦めしますが、こういった症状は検査しても何か病状が出るわけではなく、『原因不明』とされることも少なくないようです。そうなると、頼るのは自分自身の回復力しかありません。
栄養が偏っていることも疲労の原因のひとつですが、食欲も出ないという場合には特に、サプリメントが役立ちます。
夏疲れ解消!お助け3大サプリ
それでは早速、夏疲れに効果的なサプリメントをご紹介しましょう。・ビタミンB群で代謝をアップ!
疲労回復のためには、体内のエネルギー産生や代謝をアップさせることが大切。
そこでオススメしたいのが『ビタミンB群』です。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、葉酸、ビオチン、パントテン酸の計8種類のビタミンの総称が『ビタミンB群』。このビタミンB群を摂ることで、スムーズな代謝効率が得られます。
一度に摂れるマルチビタミンがオススメ。
また、1種類ずつ摂るよりも、まとめて摂った方が効率的。種類選びに迷ったら、より多くのビタミンが網羅されている『マルチビタミン』を選びましょう。
・マルチミネラルで効率的に疲労回復
汗をかくことで失われるミネラルは『ナイアシン』ですが、日本人は特に、カリウムやマグネシウム、鉄分、カルシウムが不足しているので、それらを重点的に摂るように心掛けましょう。
『カルシウム』や『マグネシウム』は精神状態を安定させる働きがあるので、自律神経が乱れた状態を改善するのに効果的。
『鉄分』が不足していると、エネルギー生成がうまくいかず、疲れやすくなったり
倦怠感を感じるなどの症状が現れます。また、食欲が無い際にも鉄分を摂取することで、食欲アップにも繋がります。
それぞれに効果が違いますが、迷ったらやはり『マルチミネラル』がオススメです。
・クエン酸で体調不良を改善!
「疲れに良い成分」と言えば、クエン酸を思い浮かべる方も少なくないのでは?
たとえばレモンやグレープフルーツなど柑橘系の果物や梅干し、酢など、すっぱいものに多く含まれていることで有名です。
「疲れには酸っぱいもの」は常識!?
疲労感は、乳酸が体内に蓄積されることで起こります。その乳酸を、体内でエネルギーに変えてくれるのがクエン酸!
クエン酸には代謝アップ効果もあり、効率的にエネルギーを燃焼させてくれます。
その他、クエン酸にはウイルスを撃退してくれる効果があるので、体調を崩しがちな季節の変わり目にも、健康維持のために是非摂って頂きたい成分です。
サプリメントはあくまで、食生活の補助的な役割。食事を摂らずにサプリメントだけを大量摂取すれば良いというのはる間違いです。但し、食生活では摂りきれない成分も多いので、食事が偏ったその日だけでなく、サプリメントは継続して摂るようにしましょう。目安は『最低3カ月』です。
ご紹介した3大サプリを活用しながら、まずは規則正しい生活を心掛けてくださいね!