『プラウド船橋』573戸即日完売の衝撃
千葉県船橋市の駅前再開発エリアに誕生する総戸数1,497戸のビックプロジェクト『プラウド船橋』。「未来のふるさとをつくる」スマートシェア・タウン構想を掲げ、太陽光発電や蓄電池、HEMSなど最新の技術やシステムを活用しながらコミュニティを創出し、快適で安全な街づくりを目指して企画されたプロジェクトです。7月14日~7月28日に一街区・二街区の合計573戸を登録受付。全戸に対して登録が入り申込登録件数は939件。最高倍率6倍で平均倍率は1.63倍という結果でした。 ■プラウド船橋(一街区・二街区) 物件概要
交通:JR総武線「船橋」駅徒歩14分、東武野田線「新船橋」駅徒歩1分、専有面積:70.63平米~100.89平米、間取り:3LDK~4LDK、販売価格:2,628万円~5,706万円、最多価格帯3,900万円台(66戸)
2012年スタートのマンションの1期販売としてはおそらく最も多い573戸に対して939件も登録が入り即日完売したことは、震災後のマンション市場の動向を考えると驚きでもあります。モデルルームの総来場件数も9,100件を超えた人気の要因を考えてみましょう。
意外な申込登録者属性
55歳以上が19%、会社員76%、東京都内14%
『プラウド船橋一街区・二街区』の公表された申込登録属性は以下のとおりです。年齢:平均41歳、35歳未満38%、55歳以上19%
家族数:平均2.6人
職業:会社員76%、公務員・教員8%
居住地:船橋市41%、市川市14%、千葉市6%、東京都内14%
上記データを見てまず驚くのが55歳以上の年齢層が19%もいることです。比較的若いファミリーの購入が目立つ郊外の大規模マンションとしてはかなりの比率の高さだと思います。家族数は平均2.6人で子供のいる家族の世帯比率は高いと思いますので、シニア層の評価も得ていることが伺えます。また地元船橋市は41%ですが、東京都内の比率が14%を占めています。この数値も千葉のマンションとしてはかなり高い部類です。他エリアに居住する人の支持も集めたといえるでしょう。
次ページでは、『プラウド船橋』の人気の要因を考えます。