パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

ル・パン・コティディアン【東京オペラシティ】(2ページ目)

ル・パン・コティディアン待望の2号店が、新宿の東京オペラシティにオープンしました。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

東京オペラシティならではのメニュー

ワインにもチカラを入れている

ワインにもチカラを入れている

東京オペラシティ店は99席あり、お芝居やコンサートの前の軽食に利用するのにとてもよいロケーションです。バーカウンターにはベルギービールのサーバーがあり、クモンさんの所有するワイナリーのビオワインなども楽しめます。
ランチセット

ランチセット

ランチタイムには「コンサート」「オペラ」などのネーミングがついた、ここだけのセットメニューもあります。フムス(ひよこ豆のペースト)やエッグサラダなど3種類のおかずをパンにのせていただけるセットです(スープまたはコーヒーつきで1200円~)。
コミューナルテーブル

コミューナルテーブル

ル・パン・コティディアンの店内の特長といえば、相席スタイルのコミューナルテーブルでしょう。パンを愉しむひとときをかしこまらずに、お客さん同士で共有できる大きなテーブルは、ここでは6m近い長さがあります。また、壁で仕切られた向こうにはセミプライベートルームもあるので、パーティなどにも利用できます。

日々の糧としてのパン

カンパーニュなどの食事パン

カンパーニュなどのシンプルな食事パン

総務省の2011年家計調査では、パンへの支出が初めて米を逆転するなど、日々の食事としてのパンが存在感を高めています。しかしこれはどうもバゲットやカンパーニュなどの、シンプルなパンのことではなさそうです。

2012年はパンの世界大会で日本のパン職人チームが優勝した年。
職人技術は世界一の水準にあるのにもかかわらず、日本のパン食文化の中心がそうしたパンそのものより依然として菓子パンと惣菜パンというのはもったいない。
オーガニック小麦のバゲットミニ

オーガニック小麦のバゲットミニ

日々の糧(パンコティディアン)としてのシンプルなパンを、おかずと共に食べる楽しみを、多くの人が経験できる場所が、こうして少しずつでも増えていくことは、日本のパン食文化の発展にとって、必要不可欠なことに思えます。

ル・パン・コティディアン東京オペラシティ店

ル・パン・コティディアン東京オペラシティ店

ル・パン・コティディアン【東京オペラシティ店】
住所:新宿区西新宿3-20-2
東京オペラシティタワー1F
電話:03-6276-4815
営業時間:7:30~23:00(22:00L.O) 不定休
京王新線初台駅東口直結3分

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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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