発酵バターのレシピ!レーズンやローズマリーでアレンジも
ヨーグルトの乳酸菌を使って、手作りの発酵バターをつくりましょう。優しい酸味と香り、そしてコクのある贅沢なバターです。発酵させるのに6時間、その後冷蔵庫で3日ほど寝かします。後はハンドミキサーで攪拌して出来上がり。時間がかかりすぎる……いいえ、時間が美味しく香り豊かな贅沢な味わいを作ってくれるのです。プレーンバターはもちろん、レーズンやローズマリー、蜂蜜などを加えたオリジナル発酵バターも、ぜひお試しくださいね。
発酵バターの材料(出来上がり量 約100gほど)
発酵バターの作り方・手順
発酵バター
1:生クリームにヨーグルトを加える
生クリームのパックをあけて、プレーンヨーグルトを加えます。清潔なスプーンでよく混ぜ合わせます。
2:40度の発酵温度で6時間、冷蔵庫で3日
パックの口をクリップで留めます。オーブンレンジの発酵温度を40度に設定して入れ、6時間発酵させます。その後、パックごと冷蔵庫で3日ほど寝かします。※発泡スチロール箱に湯を張ったボウルと一緒に入れるなどして、40度になるように保温する方法もあります。
3:柔らかいクリームチーズ状になっている
3日後の状態です。柔らかいクリームチーズのようになっています。パックから取り出しボウルに入れます。
4:ハンドミキサーで水分と塊に分離
ハンドミキサー(強)で攪拌します。3分ほどで水分とポロポロの塊に分離します。続けて3分ほど攪拌すると、ねっとりとしたバター状態になります。※ブラウンやバーミックスなどのハンディブレンダーを使っても良いでしょう。また攪拌グッズがない時は、時間がかかりますが、清潔なビンに入れてバターの固まりになるまで振り続けても出来ます。
5:バターと乳清ができる
乳清(ホエイ)100mlとバターになりました。ホエイはお料理に、また飲んでも美味しいので捨てないで活用してください。
6:キッチンペーパーで余分な水分を取る
キッチンペーパーを2回ほど取り替えて、余分な水分を取り除きます。
7:プレーン味の発酵バターのでき上がり
プレーン味の発酵バターの出来上がりです。この状態でバターを小分けして、塩を加えたり、レーズン、ハーブ類、蜂蜜などお好みのバター味にします。
8:3つの味わいの贅沢な発酵バター
レーズン味、ローズマリー風味。塩と胡椒味のバターの完成です。贅沢な味わいをぜひお試しください。
ガイドのワンポイントアドバイス
道具は清潔なものを使います。加えるヨーグルトも新しい未開封のものを用意しましょう。発酵温度つきのオーブンがない時は、発泡スチロール箱に湯を張ったボウルと一緒に入れ、蓋をして40度を保って発酵させる方法もあります。攪拌する際はハンドミキサーを使うとラクチンですが、ブラウンやバーミックスなどのハンディブレンダーや、泡立て器で攪拌しても大丈夫です。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。