ホームメイドクッキング/調味料・作りおきレシピ

発酵バターの作り方!レーズンなどで簡単アレンジ

自家製発酵バターはプレーン味やレーズン、ローズマリーなどを加えてアレンジすることもできます。好みに合わせられるのも、手作りならではの楽しみです。基本の作り方を押さえて、優しい香りと贅沢なコクのある発酵バターをぜひ味わってみてください。

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド

発酵バターの作り方!レーズンなどで簡単アレンジ

所要時間:60分以上

カテゴリー:手作り調味料手作りバター

発酵バターのレシピ!レーズンやローズマリーでアレンジも

ヨーグルトの乳酸菌を使って、手作りの発酵バターをつくりましょう。優しい酸味と香り、そしてコクのある贅沢なバターです。発酵させるのに6時間、その後冷蔵庫で3日ほど寝かします。後はハンドミキサーで攪拌して出来上がり。時間がかかりすぎる……いいえ、時間が美味しく香り豊かな贅沢な味わいを作ってくれるのです。プレーンバターはもちろん、レーズンやローズマリー、蜂蜜などを加えたオリジナル発酵バターも、ぜひお試しくださいね。
 

発酵バターの材料(出来上がり量 約100gほど)

発酵バター
生クリーム200ml 乳脂肪47%
ヨーグルトプレーンヨーグルト 大さじ1
塩、レーズン、ニンニク、ハーブ類、蜂蜜など適量

発酵バターの作り方・手順

発酵バター

1生クリームにヨーグルトを加える

生クリームのパックをあけて、プレーンヨーグルトを加えます。清潔なスプーンでよく混ぜ合わせます。<br />
生クリームのパックをあけて、プレーンヨーグルトを加えます。清潔なスプーンでよく混ぜ合わせます。

240度の発酵温度で6時間、冷蔵庫で3日

パックの口をクリップで留めます。オーブンレンジの発酵温度を40度に設定して入れ、6時間発酵させます。その後、パックごと冷蔵庫で3日ほど寝かします。※発泡スチロール箱に湯を張ったボウルと一緒に入れるなどして、40度になるように保温する方法もあります。
パックの口をクリップで留めます。オーブンレンジの発酵温度を40度に設定して入れ、6時間発酵させます。その後、パックごと冷蔵庫で3日ほど寝かします。※発泡スチロール箱に湯を張ったボウルと一緒に入れるなどして、40度になるように保温する方法もあります。

3柔らかいクリームチーズ状になっている

3日後の状態です。柔らかいクリームチーズのようになっています。パックから取り出しボウルに入れます。
3日後の状態です。柔らかいクリームチーズのようになっています。パックから取り出しボウルに入れます。

4ハンドミキサーで水分と塊に分離

ハンドミキサー(強)で攪拌します。3分ほどで水分とポロポロの塊に分離します。続けて3分ほど攪拌すると、ねっとりとしたバター状態になります。※ブラウンやバーミックスなどのハンディブレンダーを使っても良いでしょう。また攪拌グッズがない時は、時間がかかりますが、清潔なビンに入れてバターの固まりになるまで振り続けても出来ます。
ハンドミキサー(強)で攪拌します。3分ほどで水分とポロポロの塊に分離します。続けて3分ほど攪拌すると、ねっとりとしたバター状態になります。※ブラウンやバーミックスなどのハンディブレンダーを使っても良いでしょう。また攪拌グッズがない時は、時間がかかりますが、清潔なビンに入れてバターの固まりになるまで振り続けても出来ます。

5バターと乳清ができる

乳清(ホエイ)100mlとバターになりました。ホエイはお料理に、また飲んでも美味しいので捨てないで活用してください。
乳清(ホエイ)100mlとバターになりました。ホエイはお料理に、また飲んでも美味しいので捨てないで活用してください。

6キッチンペーパーで余分な水分を取る

キッチンペーパーを2回ほど取り替えて、余分な水分を取り除きます。
キッチンペーパーを2回ほど取り替えて、余分な水分を取り除きます。

7プレーン味の発酵バターのでき上がり

プレーン味の発酵バターの出来上がりです。この状態でバターを小分けして、塩を加えたり、レーズン、ハーブ類、蜂蜜などお好みのバター味にします。
プレーン味の発酵バターの出来上がりです。この状態でバターを小分けして、塩を加えたり、レーズン、ハーブ類、蜂蜜などお好みのバター味にします。

83つの味わいの贅沢な発酵バター

レーズン味、ローズマリー風味。塩と胡椒味のバターの完成です。贅沢な味わいをぜひお試しください。
レーズン味、ローズマリー風味。塩と胡椒味のバターの完成です。贅沢な味わいをぜひお試しください。

ガイドのワンポイントアドバイス

道具は清潔なものを使います。加えるヨーグルトも新しい未開封のものを用意しましょう。発酵温度つきのオーブンがない時は、発泡スチロール箱に湯を張ったボウルと一緒に入れ、蓋をして40度を保って発酵させる方法もあります。攪拌する際はハンドミキサーを使うとラクチンですが、ブラウンやバーミックスなどのハンディブレンダーや、泡立て器で攪拌しても大丈夫です。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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