3.柱梁が最小限(逆梁アウトフレーム)
これは、やや難易度が高い。まず、LDに柱が出ない「アウトフレーム工法」を採用していることはご理解いただけるだろう。空間をスッキリと有効に使えるメリットが生まれる。次に、柱がバルコニーの外側に出ていることから、「逆梁」工法であることが連想できる。バルコニーの奥行が深くなるとその分部屋が暗くなる恐れがあるのだが、逆梁にすることでデメリットを抑えることができる。ただ、3m(奥行き)は壁の中心部からで、実際の内法(うちのり)ではそこまで確保できないことに留意しなければならないだろう。