高級マンション/高級マンション選び

この間取りの特徴と思われる点を7つあげよ。(4ページ目)

間取りの見方は人それぞれ。十人十色のライフスタイルがあるから当然のことだ。しかし、万人に共通したチェックポイントもある。91.32平米、3LDKの間取りを例に出題してみよう。図面を見て、いくつ特徴を指摘することができるだろうか。基本的な注意事項でも、意外に知らないケースが多い。この機会に間取りの見方を知っておこう。

坂根 康裕

坂根 康裕

高級マンション ガイド

不動産情報コンテンツ『ファクトストック』運営。「住宅情報 都心に住む」元編集長。高級マンションを中心に取材、執筆活動等行う。

プロフィール詳細執筆記事一覧

3.柱梁が最小限(逆梁アウトフレーム)

これは、やや難易度が高い。まず、LDに柱が出ない「アウトフレーム工法」を採用していることはご理解いただけるだろう。空間をスッキリと有効に使えるメリットが生まれる。次に、柱がバルコニーの外側に出ていることから、「逆梁」工法であることが連想できる。
91.32平米の3LDK、南向きの間取り

91.32平米の3LDK、南向きの間取り


バルコニーの奥行が深くなるとその分部屋が暗くなる恐れがあるのだが、逆梁にすることでデメリットを抑えることができる。ただ、3m(奥行き)は壁の中心部からで、実際の内法(うちのり)ではそこまで確保できないことに留意しなければならないだろう。

  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 9
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます