セクシュアルマイノリティ・同性愛/ゲイライフ

ゲイにとってクラブとは?(4ページ目)

今回は、ゴトウの個人的なクラブとの関わりの物語を軸に、ゲイシーンにおけるクラブの意味について書きました。クラブはゲイカルチャーの中心であり、コミュニティのお祭りの開催地であり、パレードやHIV予防啓発にも貢献してきた、ゲイにとってなくてはならない場所だということを、お伝えしたいです。

後藤 純一

執筆者:後藤 純一

同性愛ガイド

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じゅんとあさこの「お気に召すまま」

 

第72回 名医兼鬼コーチ

すでにだいぶ前の話ですが、今年のGWはひさしぶりに東京で過ごしました。ダンナはDJ(3回も!)、僕は取材とかもありましたが、だいたいはいっしょにいて、二丁目で飲んだりナイトで踊ったりしてました。Shangri-La@ageHaを筆頭に、本当に日本のゲイシーンって素晴らしい、楽しい!ってあらためて実感できました。

二丁目に出ない日は、近所の居酒屋で、ダンナと友達と飲んだりしてました。ゲイの人がやっててノンケのお客さんもみんなフレンドリーっていう居酒屋が阿佐ヶ谷だけじゃなく高円寺にもあることがわかりました。ダンナが音楽の話でめずらしく饒舌に。とてもいいお店でした~

先々週だったか、ベッドに入ったとき、ダンナに「風邪ひいてるんじゃない?」と言われました。自覚がなかったので、「そんなことないと思うけど…なんで?」と聞いたら、「そんなニオイがする」と言うのです。へええと思いながら寝て、翌日、仕事に行くと、なんだか体がだるくなってきて…微熱があるようなのです。そう言えば、職場で風邪っぴきの人がいたから、うつったかもしれないな…と思い、そこで初めて「ダンナの嗅覚、スゴいかも」と気づいたのです。帰ってから聞いてみると、「長年つきあってるんだから、ニオイでわかるよ」と、こともなげに言い放つではありませんか。そんなことってあるんですね! 世界中の誰よりもいち早く健康状態を把握してくれる名医。神様仏様ダンナ様です。ありがたや~。

お礼に、というわけではないのですが、ベッドのシーツとか布団カバーとかを洗濯してみました。洗い立てのシーツってホント、気持ちいいですよね~。気分は干し草の上にシーツをかけて寝るハイジです(なんでハイジに出てくるものって全部よさげに見えるんでしょう。白パンとか)

それから最近、我が家に、今までありそうでなかったモノが導入されました。それは、ダンベルです。ついにそうなったか…と思われる方も多いことと思いますが、ダンナもしばらくは忙しく、ジムに行けなくなる可能性もあるということで、非常用に。さっそく僕も、鬼コーチの指導のもと(気分は「教官、私はドジでのろまなカメです!の堀ちえみ)、上腕二頭筋とかを鍛えてみました。すると翌日(よかった2日後じゃなくて)、ジム通いではめったにならない激しい筋肉痛に…効果てきめんですな(でも痛いのマジで…)

以前に比べるとだいぶ太くなったダンナの腕とか見ながら、ダンナって僕にとって「本理想」であるだけでなく、巷でも立派なモテ筋(ガチムチ野郎系)なんだよなあって、しみじみ。今回の記事で、僕がどんだけモテない筋だったか(あ、過去形じゃないですね、すみません)ってことを改めて思い知り、お前ごときがこんなモテ筋のダンナをもらいやがってコンチクショウ、と自分を戒めているところです(反省なう)
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