ウォーキング/ウォーキング関連情報

手作りドリンクで真夏ウォーキングトラブル防止!

真夏のウォーキングは、通常よりも身体からの水分を消失しやすい環境となりますので、トラブル防止のために、「水分補給」を意識的に行う事が大切です。今回は、ウォーキング時の炎天下でのウォーキングに最適な手作りドリンクをご紹介します。真夏もウォーキングで「美」と「健康」キープしましょう!

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

真夏もウォーキングで「美」と「健康」をキープ!


真夏もウォーキングを楽しもう!

真夏もウォーキングを楽しもう!

ウォーキングは、美容と健康をキープするのに最適な手軽にできる有酸素運動です。

屋外で1時間過ごすと、1リットル以上の汗をかくと言われています。ウォーキングの際、水分補給を怠ると、体内の水分が失われ、脱水症状や熱中症のリスクが高まり、生命の危機に直面する事もあるので「水分補給」を意識して行う必要があります。

人間の体は、60%水分から構成されています。(赤ちゃんはそれよりも多く、高齢者はそれよりも少ないと言われています。)
そのうちの3%程度が失われると脱水になると言われていて、5~6%失われると熱中症になると言われています。
真夏ウォーキングを行うときは、「脱水」と「熱中症」に特に気をつけましょう。


脱水・熱中症に注意!


熱中症は生命の危機につながることも

熱中症は生命の危機につながることも

真夏ウォーキングのトラブルで最も気をつけたいのが、「脱水」や「熱中症」。これらは、生命に危険を及ぼすこともあります。特に高齢者は、身体に水分を蓄えにくくなっており、また、感覚の低下から自覚症状が乏しく重篤な状態に陥りやすいと言われています。

脱水とは
身体の水分が減り正常値よりも減少した状態。

脱水の症状】
のどがかわく めまいがする 吐き気がする 全身がだるい 吐き気 食欲減退
頭痛 目がくぼむ 尿の量が減る

熱中症とは】
高温環境下で水分や塩分などのバランスが崩れたり、体内の調整機能が破たんするなどして発症する障害の総称。
1度 2度 3度と分類される。

熱中症の症状】
1度
(熱失神):血流が瞬間的に不十分となり、立ちくらみ・めまい・失神がおこる。
(熱痙攣):高温化で大量の発汗後に水分や塩分を摂取しないために、筋肉が硬直する(こむら返りがおこる)。
(大量の発汗):高温下で過ごすことにより大量の水分が消失します。

2度(熱疲労):頭痛・気分不快・吐き気・おう吐・倦怠感・虚脱感

3度(熱射病):熱疲労が進み発汗による代謝が止まり体内に熱がこもり高体温に。意識障害、痙攣・手足の運動障害

1度は現場での応急処置で対応可。2度は病院へ搬送を必要とする中等度。3度は入院治療の必要がある重篤な状態です。

環境省「熱中症環境保健マニュアル」参照

上記の症状が出た際は、自己判断せずに、医療機関に受診して点滴などの医療処置を受けましょう。

一日に必要な水分は3リットルと言われています。そのうち、食事などで1,5リットル摂取できますので、残りの1,5リットルは意識的に摂取する必要があります。

特に、屋外ウォーキングで脱水症状がある場合は、水分だけではなく、電解質も同時に意識して摂取する必要があります。

次のページでは、脱水時に効果的な手作りドリンクのご紹介です。


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