「言わなくてもわかるはず」は禁物
見ればわかる、言わなくても気付くはず、が通用しない相手もいます。
もちろん、共感脳を持つ男性も、システム脳を持つ女性もいます。でも、二人の間でコミュニケーションのすれ違いがある場合は、相手の特徴を理解して、伝わりやすい言葉の使い方を考えてみるのも大切なのでは?
まず、システム脳を持つ相手に対しては、見ればわかる、言わなくても気付くと相手に期待しないこと。してほしいことは、わかりやすく具体的に言葉にして伝えましょう。システム脳はプライドも高いので、このとき、「なぜしてくれない?」「そんなこともできないの?」など、相手を非難する言葉を使わないことも大事。反対に、共感脳の人を相手にする時には、なぜ怒る? なぜ機嫌が悪いのかわからないと思う前に、「どうしたの?言ってごらん」と促して、性急に答えを出そうとせず、相手の言い分をゆっくり聞いてあげることも大切なのです。相手の非ではなく、コミュニケーションの違いと思えば、解決策も見えてきます。
■ポイント1
してほしいことはわかりやすい言葉にして、端的に伝えよう
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