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男と女の「家事脳」とコミュニケーション3つのコツ(3ページ目)

家事をどう二人で分担するのかは、カップルにとって大きな課題のひとつ。うまくいく人もいれば、お互いに不満を抱えて相手を責めてしまう人もいます。でも、ちょっと待って。それって男と女の「家事脳」の違いなのかも? コミュニケーションを円滑にする3つのコツをお届けします。

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

家事にこそ、コミュニケーションが大切。何より大事なのは、感謝して信頼していることを伝えることです。

「かなわない」ことを見つけて伝えよう

かなわない

男性は特に「あなたにはかなわない」という言葉に弱いという人も。たくさんよいところを見つけて、伝え合いましょう!

よく、手伝ってもらったら「ありがとう」と感謝の言葉をと言われますが、「ありがとう」も連呼すると儀礼的になってきます。毎日続いていく家事の中で、ありがとうだけで感謝を伝えていくのは、男女とも難しいもの。山本五十六の名言に「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ」というものがありますが、この続きはご存知ですか?

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

ポイント1の「言葉にして伝える」ことと、2の「縄張りを持ってもらい、仕事を譲渡する」といったことは、上段にある話し合い任せていくということに相当するのではないでしょうか。そして、何より大事なのが、下段の感謝と信頼。相手を尊重して、感謝・信頼していることを伝えるための言葉のバリエーションをたくさん持って、日々伝えていくことが、暮らしの中でもとても大切なのです。

人は誰でも誰かから「承認されたい」と思っています。それが身近なパートナーであれば、なおさらです。「ありがとう」「すごい」「さすが」といった言葉もいいですが、一番承認満足が高いのは「◯◯では到底かなわいね」と、自分より能力がすぐれていることを見つけて、伝えてあげること。「毎日子どもの面倒を見ている君はすごい。到底僕にはかなわないけど、できる限り手伝うからね」「洗濯物を畳むの得意なほうだと思っていたけど、あなたの手際のよさにはかなわないね。いつもありがとう」など、日々の中に相手のよいところを見つけて、伝え合っていきましょう!

■ポイント3
「かなわない」ことをたくさんみつけて、感謝の言葉を伝えよう

男脳・女脳と単純に分類はできないものです。でも、相手との感じ方、考え方、捉え方の違いを理解して歩み寄ることは、暮らしの中でもとても大切。カップルの家事コミュニケーションのコツ、参考にしてみてくださいね!


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